ササッと開陽台に行って戻ってくるつもりが、なんだかんだで国道243号に戻って来たときは12時になっていました。ちょくちょく止まって写真を撮っていると案外時間をくいます。
ここでこの時刻では上富良野まで行くのは止めだな、静山キャンプ場に泊まるしかないな、と考える。
本別町迄なら時間的余裕は十分あるので、摩周湖も廻って行こう。阿寒湖やオンネトーにも寄って行くのも良い。その前に国道沿いにある以前から気になっている豚丼屋で豚丼を食べていこう。
と、泊るところが決まったらパタパタとパズルが組み上がるように今日の予定が気まりましました。
国道243号を弟子屈方面に戻ると何もないところに豚丼屋が唐突に現れます。
豚丼は帯広が本場。ツーリングの度に豚丼を楽しみにしているのだけど、食事時に帯広に寄る機会が無くてなかなか食べれずにいます。そういう訳で「くまうし」というこの店は前から気にっていました。蕎麦と豚丼のお店のようです。
豚丼は幾つか種類(バラ肉、ロース)があり、「ミックス」(バラとロース)を注文。
美味しかったですが、正直言って自分の求めていた豚丼とはちょっと違うかな。
豚丼はシンプルな料理故に店による違いというか特徴が出やすいと思います。やはり帯広に行って豚丼を食べるしかないようです。
豚丼の後は屈斜路湖の方に向かいます。和琴半島の少し手前で右折して道道52号線に入り湖沿いを走ります。
天気はすっかり良くなっているけれど、和琴半島の方は雲が濃いような気がする。
どうも今日は5分~10分も走ると天気がコロコロ変わりますが、時間の経過で天気が変わるのではなく、スポット的に雨だったり晴れている場所があるようです。
湖畔の「砂湯キャンプ場」は良い天気。もしかすると、昨夜はこちらの天気はそれ程悪くは無かったのかもしれません。
そのまま道道52号を進んで硫黄山を横目にして国道391号へ入ります。
国道を進むと、左に「川湯温泉駅」を示す道路標識があり、通り過ぎるときにチラリと駅舎が見える。
こんなところに駅があるのは知らなかった。ちょっと興味が湧いたのでUターンする。(こういうときはオートバイは楽です)
昭和天皇も利用された由緒ある駅とは知りませんでした。
洒落た造りで趣のあるなかなか素敵な駅でした。Uターンして寄って良かったです。
こんな駅だと鉄道の旅も楽しそうです。
こういう発見もツーリングの楽しみです。
<まだ続きます>