自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

スキーの滑走面の補修

 先日、近場のスキー場でナイタースキーをしていたとき、片方のスキーがガッと何かに引っかかったような感触が。

 小石か木の枝を踏んでしまったようです。土とかが出ていたところはちゃんと気にして避けていたんですが。もう1月だというのにやはり今シーズンは雪が少ないです。

 

 で、スキーの滑走面にはこんな傷が。

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 まあ、この位の傷なら滑走にはさほど影響は無いのでしょうが、大事にしていたスキーに傷があるのは癪なので修理する事にしました。

 幸い道具は大体揃っています。もう随分昔に買ったものですが。

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  まずは傷の部分をヤスリで少し擦って荒くしてみました。

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 次にアルコールで汚れを洗浄。(専用のクリーナーを持っていないもので。オートバイいじりで使っているパーツクリーナーでも良さげな気もしますが)

 

 そして専用のコテで補修材を溶かしながら傷を埋めていきます。

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 専用のコテといってもコテ先がヘラの形になっているだけなので、ヘラ状のコテ先を入手できれば通常の半田ゴテで代用できると思います。例えばこんなの。

 

by カエレバ

 


 それと、温度調整のために電力コントローラーがあれば良いかと。

  

 

 

 こんな感じに埋めました。

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 補修材の熱が冷めたところで整形。手持ちのメタルスクレーパーは角が丸まってきてあまり削れなくなっていたので、ヤスリで削ることにしました。滑走面を削るためのフラッターを持っていれば良かったのですが。

 エッジを削らないように指先に感覚を集中して慎重にゆっくり削っていきます。

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 ゆっくりゆっくりゆっくり削って大体の形が整ったら最後にメタルスクレーパーで仕上げ。

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 うん、我ながらなかなか良い出来!周りのストラクチャー(溝)を削る事も無くきれいに出来ました。

 

 ついでにエッジを研ぎ、ホットワックスをかけて仕上げました。

 スキーに傷が付いたのは残念でしたが、自分で補修したら逆に愛着は増しました。

 エッジを研いだしワックスもかけたので、次のスキーが楽しみです。