自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

カタナのブレーキ・パッドの交換

 参院選挙のあった先週の日曜日の午後。

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 そろそろブレーキも大分減っているはず…とパッドを見てみたら、予想のとおりかなり減っていたので交換しました。

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 パッドの交換は普段手が回らないブレーキ周りの掃除のときでもあります。交換作業そのものよりこの掃除の方が手間がかかります。

 ブレーキダストでキャリパーは真っ黒。中性洗剤(食器洗い用洗剤)を使いブラシでゴシゴシ洗い、バケツの水に漬けて濯ぐとこのとおり真っ黒。

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 特にピストンにこびり付いた汚れは入念に落とします。この掃除がいつも一番面倒です。キャリパーの陰に隠れた部分の汚れはウェスも入らず掃除し難い。それで今回はこれを使いました。

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 以前のブレーキ・キャリパーのOH(こちら)でピストンを抜くのに使ったピストンプライヤー。

 これでピストンの内側をつかんでグリッとピストンを回転さて汚れが落ちていない部分を表に出して拭き取りました。

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 キャリパーのOH以来出番の無く、工具箱の肥やしになりかけていたツールですが、久しぶりに活用することができました。

 

 

 キャリパーの清掃が終わったらパッドの組み付け。

 まずブレーキフルードのリサーバータンクを開けて少しフルードを抜きます。(ピストンを戻すと溢れてしまうことがあるため)

 そして「ディスクブレーキピストンツール」なるものを使ってピストンを戻します。

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 これはアストロ・プロダクツで買ったもの。それまでは古いブレーキパッドをピストンに当ててプライヤーで押し戻したりしていましたが(直接ピストンにプライヤーを当てると傷を付けてしまうので絶対にNG)

 ちゃんとしたツールだと圧倒的に作業が楽。使う度に満足感を感じます。

 因みに私が買ったときは¥2,600円でしたが、今Amazonで見てみたら2千円を切っているものがゴロゴロ。当時はAmazonバイクの整備ツールを買うなんてあまりイメージはありませんでした。品揃えも値段も良い世の中になったもんです。

 

 

 そうそう、ピストンを戻す前にピストンに「メタルラバー」を塗布しておきました。
多少なりともピストンの動きが良くなることに期待です。

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 今回取り付けるパッドはストックしておいたプロジェクトμというブランドのもの。 安売りしているのを見かけたときに買っておいたものです。ダブル・ディスクブレーキなのでブレーキパッドは2セット必要なので、この値段で買えたのはラッキーでした。

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 ゴールド色で見た感じ良くブレーキが効きそうですがどんなものでしょう。走ってみてのお楽しみです。

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 パッドを組み付けてキャリパーをフォークに取り付けて組み立て完了。

 ブレーキレバーを十分な手ごたえが出るまでガクガクと何度も引いて、リサーバータンクのフルードの量を確認してキャップを締めて完了です。


 次はリアのブレーキパッドの交換を行います。