先週の日曜日、宮ケ瀬方面に出かけていました。（もちろんカタナで）
あの辺に行くといつも何かしらレアなバイクを見かけるのですが、商店街近くの駐車場に沢山のちょっと旧いバイクが集まっていました。
駐車場入口には「80's ミーティング」というのぼりが立っていました。
なるほど、さっきやけに沢山のFZ750*1がうろうろしているな、と思っていたんですが、これに参加するために来てたんだ、と合点がいきました。
これは面白そう。寄って行くことにしました。
まぁ80'sのバイクならやっぱり、カタナ、ＣＢ、ニンジャとかが多いんだろうな、なんて思ったのですが、予想は裏切られ、普段見かけることのないレアで“濃い”バイクが集まっておりました。
左端はカワサキのAR50。右端にはホンダのCBX750。いきなり懐かしバイクがいました。
かつては沢山走っていたVT250F。“バイク界のカローラ”なんて言われたりもしていましたが、私も好きなバイクでした。今気が付きましたが、バリバリ伝説の“グン・ヘルメット” が写っていますね。
こんなにたくさんのMVX250Fを見たのは初めてです。（当時からレア気味なバイクでした）
VT500って知りませんでした。海外モデルなんでしょうか。
NS400Rも懐かしくて感激モノですが、奥のGSX-R400もレアですね。確かエンジンは空冷と油冷と水冷のミックス方式でした。80年代って技術的にもイケイケな時代でした。
私的に一番テンションが上がったのがＨＢカラーのRG250ガンマでした。VTやガンマで、それまでやや野暮ったい感じだったバイクのイメージが革新的で洗練されたものに変わりました。
ガンマの後ろにはカワサキのKR250。こんな懐かしいバイクがゴロゴロしていました。
こちらはスズキのGSX400FWとGS250FW。2504気筒のパイオニアですね。これも好きなバイクでした。
GSX-R400。真ん中のはどう見てもヨシムラのF3レーサーですがちゃんと保安部品が付いています。ゼッケンの下がライトのようです。
スズキのGSX400Xです！ライトのステーの造形から “東京タワー” なんて呼ばれていました。
「東京タワーが3台もいる！」なんて歓声が上がってバシャバシャと写真を撮られていました。
“カッコイイ”という声に “俺が乗っていた時は誰もカッコイイなんて言わなかったのに” と悔しがる？元オーナーらしき方もいらっしゃいました。
Ⅲ型の750カタナも一台いました。個人的にはこのデザイン結構好きなんです。ただリトラクタブルライトはあまり好きではないので、ライトを埋め込み式にして再登場してくれないかな、と思っています。
一番衝撃を受けたのがこちら。これはもうレーシングマシンのTZ250としか言いようが無いです。（ベースはRZ250だと思いますが）
本当に美しいマシンです。ヤマハは市販車もレーサーもデザインが美しかったです。
▲このタンクのサインは、もしかしてケニー・ロバーツのものでしょうか？
RZV500も本来は十分に注目を浴びるバイクなのですが、ここではちょっと影が薄かったように感じました。
ヤマハのFZ750。これも普段見かけることの少ないバイクですが、ここでは普通のバイクに見えます。
これはMVX250Fでしょうか。いったいどんなカスタム車両に仕上がるのか。完成したのを是非見てみたいです。
80年代は空前のバイクブーム。今のバイク事情からは想像もつかないくらい熱い（というか狂気な）時代でした。
ニューモデルが登場しても1年でマイナー・チェンジ、2年でフル・モデルチェンジと凄まじいサイクルでバイクが登場（進化）していて、いろんなバイクが登場しました。
懐かしいバイクが沢山見ることができ楽しいミーティングでした。
