カタナの前後ホイールをGSX-Rの18インチに変え、マフラー、サスペンションを変えてかなり満足して乗っていました。
これ以上の改造はあまり考えていなかったのですが、あるときネットでGSX-R1100の43mmフォークと18インチGSX-Rホイールを組み込んだカタナをみてすっかり気に入ってしまいました。キャリパーサポートを使わずに4ポッドキャリパーを組み込んでいるのがスッキリしていたし、GSX-Rのフェンダーもカタナに似合っていました。
自分のカタナもあんな風にしたい! 性能云々ではなく格好優先でした。(笑)
ということで再びパーツを集めをはじめました。
今回もパーツはヤフオクで集めました。プライベートカスタムが盛んになったのはネットオークションの存在も大きいのではないでしょうか。
89'GSX-R1100のステムとフォークは人気商品で、なかなか落札できませんでした。なおGSX-Rのフォークをカタナに使う場合、そのままではフォーク長が不足するので延長キットは必須です。50mm~70mmの延長をしたほうが良いです。
因みにカタナとGSX-R(85’~91)はステムシャフト長が同じなので、GSX-Rのステムはそのままカタナに取り付け可能です。
(メーターの取り付けや、ハンドルストッパーの追加などの加工は必要です)
今回の改造はいろいろな加工が必要となりそうなので、お世話にバイク屋さんにお願いしました。
上記のステムの加工の他、本来17インチホイールが組み合わさるフロント・フォークに18インチホイールを組み合わせるために様々な工夫が必要なので、自分の手には負えそうも無かったからです。
こうして出来上がったカタナがこれです。
※このフロント周りが欲しかったのです
※広いフォーク・ピッチが迫力です
大きな進化?を遂げたカタナですが、それほど時をおかずに今度はFCRに手を出します。750ccとはいえ、既に20年以上前のエンジン。パワーには物足りなさを感じていたのです。
1100カタナのキャブをつければパワーアップする、という話をききキャブを付け替えたりもしました。確かにクラッチを繋げて発進する段階から一回り力強くなっているのが分かりました。
しかしこのキャブは今ひとつコンディションが悪く、結局もとのキャブに戻すことになります。
しかし、キャブの交換で力強くなったパワーフィーリングは忘れらず、また周囲(悪友達)の助言や勧めもあり、ついにレーシングキャブの導入を決心することになりました。
FCRの他にTMRもあったのですが、FCRの方がセッティングの幅が広くて使いやすいよ、との勧めもあり、FCRに決めました。(私がお世話になっているバイク屋は、客が自分で出来そうなことはドンドンやらせるというポリシーのところなのです)
FCRの取り付けやセッティングについては↓の記事を参照してください。
http://sword749.hatenablog.com/entry/2013/03/14/750S2・カタナのFCRセッティング記録
FCRは私のカタナに取り付けたパーツの数少ない新品部品で、またダントツに高価なパーツです。かなり躊躇しつつ思い切って購入しましたがその効果は絶大で、今でも一番満足しているモデファイです。
でも、私のカタナはまだ変貌を遂げてゆくのです。