日曜日は前日の雨も上がってきれいに晴れたので、前日届いたスプロケットの付け替え作業をしました。
リアホイールを外してスプロケットを付け替えて仮組み。心配していたチェーンの長さも足りそうです。
左が付いていた41Tで右が交換する44T
しかしこの段階で思わぬ問題が露呈しました。
チェーンアジャスターの引っ張り用のボルトの長さが足りない!
スイングアーム後端のカバーから突き出しているアジャスターのボルトにナットをかけて留めなければならないのですが、ボルトの突き出しが足りなくなったのです。
カタナにつけているスイングアームは'88 GSX-R1100のもの。
カタナのよりアームが長く,ホイールベースが長くなってしまうので,アクスルシャフトを通す穴を前側に拡張して,リアホイールをもっと前位置にもってこれるように加工しています。
※交換前の状態でナットから突き出しているボルトは5mm程度。スプロケ交換でアクスルが前へ8mmほどずれたので、ボルトも8mmほど引っ込んでしまいました。
今まではギリギリで間に合っていたのですが、今回のスプロケット交換でアクスルシャフトの位置がより前に移動し,チェーンアジャスターのボルトにナットネジ山が十分に掛からなくなってしまいました。
幸い,アジャスターの構造はボルトが一体になっているのではなく,ナットで固定していて分離することが出来ます。ボルトをもっと長いものに付け替えれば解決します。
※スイングアームの中にはこのアジャスターが入っていて、アクスルシャフトが通ります。
作業を中断して大急ぎで近所のホームセンターにボルトを買いに走ります。
ちょうど良い長さのボルトはありました。しかし,ネジが根元まで切られていないものしかありません。
※右が買ってきたボルト。途中までしかネジが切られていない。
アジャスターに固定するには根本までネジが切られていないといけません。
仕方ないので,自分でダイスでネジを切っていきます。
案外ネジ切りは簡単に済んで、アジャスターに無事組み付けることができました。
※上がボルトを交換したもの。
これでスプロケットの交換作業をようやく終えることができました。
1時間もあれば終わるだろう、と思って始めた作業でしたが、今回も思わぬ事で時間がかかってしまいました。