自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

2013 北海道ツーリングの日記~5日目(前半)

今日も朝早くに目が覚めました。まだ5時前ですがシュラフでゴロゴロしているのは勿体無いので起きることにしました。

空はうす曇ですが、早朝の屈斜路湖はちょっと神秘的な感じさえさえします。

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顔を洗って周囲を散策します。

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そして昨夜入れなかった露天風呂に入ります。

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※露天風呂からはこの景色。
 ただ外と隔てるものがあまり無いので,入浴は早朝か夜じゃないと無理でしょう。


それにしても屈斜路湖はきれいです。向こう岸の山に雲がかかっていて、また湖面も静かでとてもきれいです。

 

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※カヌーやボートで釣りに出掛ける人もいます。絵になります。

 

簡単な朝食をとりながらS氏と今日どうするか相談します。

昨夜,夕食を食べながら “釧路方面が天気悪いなら富良野の方に行こう” と話ししていましたが,全ては天候次第です。

ラジオ,携帯で天気予報をチェックします。

すると“富良野は晴天,釧路は時々雨”と,“富良野は晴れ後雨,釧路は曇り”いう予報に分かれました。

さぁ,どう判断するか。ここ数日の天気からして富良野が終日晴れ,というのは少し怪しい気がする。しかし釧路が雨が降らない,というのもどうだろう?

前日の時点で頭の中はすっかり富良野に行く気になっていた我々は “自分達にとって良い予報を信じよう!”  と前向きというか愚かな方針を打ち出しました。

つまり富良野が晴れるというのを信じて、富良野に行く!ということです。

 

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出発の準備をしていると近くのテントのライダーさんが声をかけてきました。
新潟->小樽の同じフェリーだったらしい。

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ライダーと交わす内容ってだいたいは,“どこを走ってきた?”“天気はどうだった?”“今日はどこに行く?”といった内容なんですが,それがまた楽しいのです。

気になるのは天気の情報。

この人も昨日は雨を避けて走ったらしいけど,それでも激しい雨に降られて “修行のようだった” とニコニコしながら話します。

そういえば、S氏が仙台から苫小牧に渡るフェリーで合ったライダーも“修行のような雨”と言っていたらしい。(東北道で仙台に向かっているとき、豪雨に遭遇したそうです)

激しい雨の中を走ることをみんな“修行”と言っているようです。確かに滝行みたいなものかもしれませんが,面白い表現だなぁ。
このライダーさんには昨日の「さくらの滝」を教えてあげました。ツーリングのおススメポイントの情報交換も楽しみの一つです。

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居心地の良い和琴湖畔を出発してまずは摩周湖に向かいます。

先を急いだ方が良いのだけれど、すぐ傍だし寄って行かないのは勿体無い。
屈斜路湖沿いの道道52を通って川湯温泉を抜けて第三展望台へ向かいます。

因みに屈斜路湖周辺は温泉はあるし、おしゃれなペンションやレストランやカフェ、乗馬倶楽部等もあり、湖でカヌーや釣りを楽しむ人もたくさん集まるようで
ずいぶん華やかところでした。


昨日の夕方とは打って変わって空は快晴。真っ青な空に白い雲。硫黄山から吹き出す煙もきれいに見えるくらいです。

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※分かりにくいですが正面が硫黄山で煙が上がっています


一旦国道391に入って再び道道52で摩周湖に上ります。タイトなワインディングロードを気分良く駆け上がっていきます。
途中の広めのコーナーのあたりではたくさんのタイヤのスキッドの跡がありました。夜は地元の走り屋のポイントなんでしょうか。

第三展望台に着いたときは気温もぐんぐん上がってきて本州並みの暑さになってきました。

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快晴な上に風もないので、摩周湖の湖面は正に鏡のようでした。

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湖面に上空の雲や対岸の山が映り、まるで空を眺めているようでした。

(夢中で写真を撮りましたので、沢山載せます!)

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※これも空ではなく、湖面です

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周りの観光客も “こんな摩周湖は見たことがない” と感嘆していました。
わざわざ寄り道してよかったです。


十分に摩周湖を眺めてから下って行きます。くだりの道は上りとは対照的に広い平野部を見渡しながら真っ直ぐな道を駆け下りていきます。

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国道243に突き当たり、昨日の夕方に買い物したセイコーマートで休憩です。

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この後は国道241を足寄に向かってひた走ります。
昨日までは海沿いの道が多かったのですが、これからは山間の道となります。
先を急ぎつつ取締りを警戒しての走りです。“こんなところで!?”と思うような場所にパトカーが止まっていて速度測定をしているので気が抜けません。
たまに対向車がパッシングで知らせてくれるので、だいぶ助かりました。

阿寒湖はパスして、オンネトーも寄らずに走ります。ちょっと勿体無い気もするけれど、さっきの摩周湖が見れたので良しとします。

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※こんな感じの道をずっと走ります


休憩もせずに走り続けて足寄まであと十数キロくらいのところまでくると、山間から畑や牧場地帯に変わってきました。そして、とうきび(とうもろこし)やトマト等野菜の直売所が目に付くようになって来ました。

そろそろ休憩して良い頃合だったし、茹でとうきびが食べたかったので直売所で休憩です。

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考えてみれば朝から大したものを食べていない。

熱々の茹でとうきびは甘いにおいがして実に美味しかったです。
ここの直売所はまだ中学生(もしかすると小学生?)くらいの女の子が一人で店番をしていた。遊びたい盛りなんだろうけど偉いなぁ。

足寄の街に入ったところで給油です。当然ながらGSはホクレンです。

この後、ツーリングは暗転していきます。