自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

コールマン ガソリンストーブ Model440を2レバーに改造

先日のランタンのメンテナンスのとき、ついでにストーブの改造を行いました。

私はコールマンのガソリンストーブを3台も持っているのです。

2台は当ブログでも取り上げたPEAK1 400シリーズ。
それ以外に440というシングル・ストーブを所有しているのです。

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好きなんですよね~。コールマンのガソリンストーブ。
古いバイクの空冷エンジンとどこか通じるところがあるように思います。見てて見飽きないです。

Model440は比較的新しいモデルで、ジェネレーターのレバーが廃止され、燃料バルブが火力調整を兼ねるようになったいわゆる“1レバー”タイプのストーブです。

ファイヤーボールやゴトクとかタンク以外はピーク1系と共通のようで、タンクの形状、シルエットから昔のMODEL576やMODEL505の復刻版みたな物なのでしょう。

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※MODEL 576。ネットから写真を拝借しました。 美しいストーブです。


そうは言ってもこれも当の昔に廃品になっており、某ネットオークションで入手したものです。

改めてこのストーブを見てみると、1レバーのせいか、やけにスッキリとし過ぎたシルエットで物足りなく見えます。
(同時期のMODEL442は3本の脚が付いているせいか、まだ見られます。)

そこで、ストックしているレバー付きのジェネレーターを使って2レバータイプに改造することにしました。

レバー付きのジェネレーターに換えることにより、いわゆるトロ火にまで火力調整ができるようになります。また火力調整も専用レバーがあるのでやり易すくなるというメリットがあるのです。

しかし今回は完全に見た目のための改造です。

改造開始

改造といってもやることはジェネレーターをレバー付きのものに付け替えるだけ。ジェネレーターは取り付け寸法的に同じで、その他のパーツもほぼ互換性があるのです。

コールマンのガソリンストーブ(PEAK1系)はもう何十年も基本構造が変わっていないんですね。

それ以外の作業は、ジェネレーターのレバー部分を押さえるカバーの形状が違うので、自作する必要があります。

このリペアパーツは廃品になっているようですが、大した形状ではないので、適当なアルミ板で自作が可能です。

実はこの2レバー化の改造、今主力機として使っているPEAK1 400Bで既に実施しており、その時にこのカバーも何個か製作済み。

そういう訳で本当に部品の付け替えだけ、という“改造”という程ではない改造なのです。

まずは、ジェネレーターを外し、

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※酷いピンボケで恐縮です..

 

ジェネレーターを付け替えます。

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※上がオリジナル、下が交換する
ジェネレーターです。

 

ジェネレーターの押さえのカバーは自作品(右側)に取り替えます。
適当な板厚(0.7mm~1mm位)のアルミ板で作ったものです。

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※左側は元々付いていたもので、右が自作品です

 

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完成した姿です。やはりレバーが2つある方がカッコ良いと思います。

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火力調整が...

早速、試運転です。

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燃焼自体は問題無いのですが、火力を一番絞っても極弱火になりません。トロ火にまで調整できるのがコールマンの2レバーストーブの売りのはずなのですが...

実はコールマンのパーツって一見同じでも違う品番のパーツがあるのです。
もしかするとパーツの組み合わせが悪いのでしょうか。

まぁ、見た目重視の改造ですし、実際の使用で困ることは無いと思うので、これで良しとします。

それにしてもコールマンのストーブやランタンって謎が多いです。それも魅力の一つだとは思いますが。(笑)