自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

江の島まで走りに行きましたが...

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先日の日曜日、カタナで江の島に行ってきました。

オイル交換も済ませたし、電圧計を付けたので、カタナの調子を見に出掛けることにしたのです。

出掛ける前に少しだけ簡単な整備を行いました。

一つはプラグの電極のギャップの調整です。

IGコイルの昇圧ユニットをつけたときに1.1mmのギャップに調整していたのですが、少し広すぎかもしれないと考え、0.9mmに狭めました。

それからタイヤの空気圧を2ヶ月振りにチェック。

エア・ゲージで測ってみるとフロントは2.2kgf/cm2、リアは2.4kgf/cm2位まで落ちていました。

私のカタナは、フロント:2.5kgf/cm2、リア:2.9kgf/cm2を規定値としています。

タイヤの空気圧は操縦性にすごく影響を与えます。
最近はハンドリングが何となく重く感じていたので、規定値に戻してどの位改善するか期待大です。

 

トラブル

準備が出来たので出発することにします。

が、しかし、何故かエンジンが掛かりません。

“キュル、キュル、キュル、キュル~~~”と勢い良くセル・モーターが回りますが、エンジンに火が入らないのです。

???と思いながら少し時間をおいて再びセル・ボタンを押しますが、
何回か繰り返してもエンジンは掛かりません。

ガソリンが流れていないのか?と確認しても異常なし。
電圧計で指している電圧も異常なし。そもそもバッテリー上がりならセル・モーターは回りません。

さっぱり訳が分からず、何気なくもう一度セル・ボタンを押してみたら、いきなり“ブォン”とエンジンががかかりました。


いったい、何だったんだ?

そう思いながら、ギアを1速に入れてスタート。
少し時間が押してしまったので急がねば。

ところが50mも走らないうちに、いきなりエンジンがストールしました。

これは明らかに電気系がおかしい。問題箇所は調べなくても予想は付きます。IGコイルの昇圧ユニットです。

家までバイクを押しながら、昇圧ユニットを取り外す決心をいたします。

因みに、動かなくなったバイクを押した経験のある方は分かると思うのですが、エンジンの掛からなくなったバイクは、とたんにただの鉄クズと化します。
しかも200kg以上ある鉄クズです。

その鉄クズを押して歩く虚しさ、バカバカしさ。本当にうんざりします。

家の前に着いたら、すぐにガソリンタンクを下ろし、昇圧ユニットを外しにかかります。もう出力電圧のチェックだの、原因切り分けだのやる気にはなりません。

配線を繋ぎなおし、ガソリン・タンクを載せて、セル・ボタンを押すと一発でエンジン始動。

大分時間が押してしまいましたが、改めて出発です。

もうバイクの調子をみるというより、憂さ晴らしに走りに出掛けるようなものです。

電圧計で分かること

でも、走ってみると色々な事が分かってきました。

まず、タイヤの空気圧を戻したおかげでハンドリングが軽くなりました。バイクがキビキビ動くようになりました。

昇圧ユニットを外したせいでエンジンのトルク感は少し落ちました。まぁこれは予想どおりです。

また、セルモーターを何度も回したせいで、電圧計の表示は低め。アイドリングで12V台。走っていても14Vに達しません。やはりセル・モーターのバッテリーへの負荷は大きいようです。

やがて走り始めて30分を超えると段々電圧も上がり始め、走行中は14Vを超えるようになりました。大分通常値に戻ってきました。
するとそれに併せてエンジンのトルク感も出てきて走りも軽快になってきました。

やはりIGコイルにかかる電圧というのは大事なんだなぁ~と再認識しました。

電圧計を付けたおかげでバイクのコンディションがよく分かります。

今までは、“何か調子悪いなぁ”とか“今日は調子いい!”なんて感じていただけでしたが、理由がはっきりと分かります。

すぐに外すつもりでいましたが、これは付けていた方がよいかもしれません。

ただ、電圧計で古いバイクのコンディション調べるのは、病人が血圧計で健康管理をしているのとイメージがダブり、ちょっと複雑な気持ちになりました。


そうこうしているうちに江の島に到着。

午前中はあまり天気が良くなかったせいか、道が空いていて、いつもより早く着く事ができました。

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江の島散策

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私は江の島が好きで、良く来ます。

 ここは色々な“顔”があります。

お店が並んだ賑やかな通りや、眺めの良い展望台。神社があっればセレブな雰囲気が漂うヨットハーバーが見えたり。旧い格式のありそうな旅館もあります。

見て歩いて飽きることはありません。

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それに、なんか落ち着けるんですね。観光客で一杯なのですが、何故かあまり気になりません。あまり煩く感じないんです。

 

 

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むしろ静かに感じるくらいです。ちょっと脇道に入ると人気は殆ど無くなり本当に静か。

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この賑やかなのに落ち着いた雰囲気、そしてどこと無く昭和の香りがするこじんまりとした町並みが好きなんです。

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※エスカーなる変わった乗り物もあります。要はエスカレーターみたいなもののようです。(私は乗ったことがありません)

 

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※趣のある屋根ですが、これはトイレです。

 

 

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※江の島は猫がとても多いです。人懐っこいというより、人馴れしていて、人目も気にせず昼寝をしています。

 

ほんと住んでみたいと思うくらいです。

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ブラブラと仲見世通りのお店を眺めながら歩き、島の向こう側まで行って戻ってくると何故か元気になれます。
(ただ、食事は大して美味しいものが無いのが残念です。)

 

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※このお店の雰囲気は大好きです。

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※こんなモダンなカフェもあります

 

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※縁結びのお札がすごい。

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巷で言うパワースポットというものがどんなものなのか私は分かりませんが、もしかすると江の島は自分にとってのパワースポットなのかも知れません。