今日、2月1日は映画ファーストデイ。
普段は1,800円する映画が1,000円で観られるので、張り切って繰り出しました。
選んだ映画は「ゼロ・グラビティ」。
前々から興味はあったのですが、なかなか観る機会がありませんでした。
上映スケジュールも、一日一回くらいになってきたので、これがラストチャンスのようです。
で、映画の感想ですが、とても良かったです。
この映画は3Dで観るべき、との評判だったので、3Dで観たのですが、大正解でした。
今までに観た3D映画はガッカリさせられるものばかりで、もう3Dを観るつもりはありませんでした。
でも、それを打ち消すくらいの迫力で、その臨場感に圧倒されました。
この3Dの効果もあって、ハラハラし通しの90分間で映画が終わったときはグッタリでした。
ストーリー展開云々よりも映像の迫力、それに極限状態の緊迫感が凄かったと思います。
ところで、今日は「ラッシュ/プライドと友情」も上映されていました。
F1レーサーのニキ・ラウダとジェームス・ハントを描いた作品で、これも楽しみにしていた映画です。
日本での上映開始は2月7日とのことですが、先行上映ということで上映されるようです。
なので、「ゼロ・グラビティ」にするか「ラッシュ」にするかずいぶん迷いました。
迷っているうちに、ふと気が付きました。
「そうか! 二つ観ればいいんだ」
「ゼロ・グラビティ」は午前の早い時間帯の上映を選び、昼食を挟んで「ラッシュ」を見ることにしたのです。
これは素晴らしく良かったです。
実は、映画のストーリーにはそれ程期待はしていませんでした。
ジェームス・ハントやニキ・ラウダ、特に76年のニュルブルクリンクでの大事故は有名で、どんなストーリーかは大体予想が付きそう。
そのため、どちらかというと、当時のF1マシンのレースシーンを楽しみにしていました。
しかし、予想は全く裏切られ、すぐに映画に引き込まれました。
それもレースシーンよりもハントとラウダのヒューマンドラマにです。
事の顛末が分かっているのに、二人のドライバーを中心とした物語に夢中になっていました。
ハントとラウダという全く正反対なキャラクターの二人を、どちらかをヒーローや悪役にする訳ではなく、完全に中立に扱っていたのも良かったのでしょう。
DVDが出たら買おうかな、と思うくらい素晴らしかったです。
しかし、さすがに一日に二本も映画を観ると、結構疲れました。
一日で映画館を二つハシゴするなんて初めてのことですので。
でも映画館っていいですね。
大きなスクリーンでの観賞もそうですが、映画館に漂うポップコーンの香りもいいです。映画への楽しみが一層盛り上がりワクワクしてきます。
大満足の一日でした。