自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

カタナのフロント周りのカスタム ~ その他

カタナのフロント周りのカスタムの残りについて書こうと思います。

まずはフェンダーについて。

私はフォークと同じく89年式GSX-R1100(GV73A)のフェンダーを使っています。

同一車種のフォーク+ステムにフェンダーを組み合わせるので、すんなり組み付けられて当然なのですが、ここでも少しの工夫が必要となります。

1インチ大きいホイールをつけている関係で、フェンダーを12mm位持ち上げなければなりません。

そのため、フェンダーのステーに適当なカラーを挟んで下駄を履かせます。


ただ、そうするとそのフェンダーのステーを留めるフォークのボルト受けの部分がフェンダーに干渉してしまいました。それで、その部分をヤスリで少し削っております。(それでもまだフェンダーには当たりますが、少々強引に取り付けています。)

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▲青い円で囲っているのが“下駄”のカラーです。赤円はフェンダーとの干渉を軽減するために削った部分です。



ところで、このフェンダーのステー、自作の品となっております。(下図で言えば2番の部品。品番は 53114-17C02 BRACE,front fender

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なぜ純正パーツを使わなかったのかというと、、、

フェンダーもフォークも別々にヤフオクで入手したのですが、そのどちらにもステーが付属していなかったのです。

純正パーツを取り寄せても良かったのですが、単純な構造物なので自分で作ってしまえ!と思ったのです。一種の自己満足ですね。

材料のアルミ板を東急ハンズで買い、簡単な図面を書いて外形のカットもお願いしました。

直線のカットはともかく、半円形の金属部材のこういうカットって今でもやってくれるのでしょうか?

ちょっと前ですが、以前やってもらったのと同じ加工をお願いしたら“出来ません!”と断られてしまったことがあります。担当する人にもよるのかな?

後は自宅でボルト穴を開けて余裕で完成するはずだったのですが、当時はハンド・ドリルしか持っていなくて、穴あけに意外と手こずり、穴位置が少しずれたりして歪な形の穴になってしまいました。


因みに、このフェンダーのステーにはスタビライザーとしての働きもあるとか無いとか。

強度をあげる為に純正のステーを2枚重ねている、という方をどこかのWEBサイトで見た記憶があります。

実際にどの程度の効果があるのか判りませんが、そのうちもう少し分厚い板を使って作り直そうかな、と考えています。


なお、このステーにフェンダーを取り付け穴を追加で開ければ、いろいろなフェンダーを組み合せることがが可能です。

自分はGV73Aのちょっと大きめのフェンダーが一番気に入っているのですが、こんな小ぶりなフェンダーも悪くは無いと思います。

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フェンダーでずいぶんと印象が変わるのですね。着せ替え人形みたいにいろいろなものに付け替えてみるのもプライベートカスタムの楽しみです。


 

続いてハンドル。

ハンドルは、ステム/トップブリッジと同じGSX-R1100(GV73A)のハンドルを使用しました。

このハンドル、フォークにクランプ(締め付け)して固定するのではなく、トップブリッジにボルトで固定するタイプなので、このハンドルを使う場合は、トップブリッジもセットで使う必要があります。

ただ、これもそのまま取り付けてはいません。

ノーマルでは、ハンドルはトップブリッジの上に取り付けますが、自分としてはカタナのハンドルはトップブリッジの下でなければ似合わないと思っています。

それにトップ・ブリッジの上に付けるとなると、フォークの長さが更にそれだけ必要となってしまいます。

という訳で、ハンドルはトップ・ブリッジの下に持ってきています。

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とはいっても単純に組み付け位置を下に持ってくるだけなので、加工は必要ありません。ハンドル固定用のボルトを下側からねじ込んで固定するだけです。

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▲7番のボルトを下側から通してトップ・ブリッジに固定しました。


ただ、固定用のボルトを通す部分で、ハンドルとトップブリッジの間に隙間が出来るので、そこに入れるカラーを別途用意していれる必要があります。

(丁度良い写真を撮っていなかったので、分かりづらい説明で恐縮です。)

ちょっと難点なのは、このハンドルの固定方法ではハンドルの角度(絞り角)の調整が全く出来ないこと。
自分の好みとしては少しハンドルが開き過ぎに感じました。ハンドルが遠めなので、余計そうな風に感じました。(写真ではそうには見えないんですが)

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それで、角度を調整できるように別のバイクのハンドルに変えてみたり、とその後もいろいろとカスタマイズが続くこととなりました。


この後もフロント周りは何かしら弄り続けていくのではないかと思います。