自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

クランプメーターでバイクの健康診断

 クランプメーターというのを買いました。

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 要は電圧や電流を測るテスターなんですが、電流は黄色いハサミのような輪の中にケーブルを通すだけで測れるので、とっても楽です。普通のテスターでは配線をちょん切って直列にテスターを接続しなければならないですから。
 測定値も最大で400Aまでカバーしてるので、バイクメンテには十分過ぎるほど。

 コテコテの中華パッケージなのが面白いです。取り扱い説明書も中国語と英語の二つのみ。

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 なぜ、このようなものを購入したかと言うと、もちろんカタナのメンテナンスのため。

 どうもカタナの調子がおかしいのです。セル・モーターの回りが弱いときがあり、どこか電気系がおかしいのです。

 発電系が弱っていてバッテリーが上がり気味なのか?それともバッテリーそのものがダメになってきているのか?はたまたV-UP16が悪さをしているのか?

 電気系は目に見えないので測定器が無いとどうにもなりません。

 電圧計をつけているので電圧の状況は判るのですが、値としては問題無さそう。
となると、電流を調べてみないと良く判らない。そんな状況なのです。


 レギュレート・レクチファイアからはどの位の電気が出力されているのか?

 バッテリーにはどれくらい充電されているのか?

 電装品にどの位の電気が流れているのか?

 そして電流を測るには、今使っているテスターでは測定レンジが低すぎて(MAX:400mA)役不足ヤフオクで中古の電流計でも落とそうか、と思いましたが出品は殆ど無し。

 どこか中古でいいから電流計を安く売っているところはないですかね?、と会社のクルマ好きの同僚に相談したところ、クランプメーターにした方が良いんじゃないか、との勧めもあり、思い切って購入することにしました。

(どうもこのところ工具類を購入してばかりのような気がします....)

 
 ここまでして電気系を調べるのはちょっと神経質な気もしますが、前に乗っていた750S2カタナは発電系が弱くて、3年間隔くらいでステータ・コイルがダメになり、発電不足でエンジンストップというトラブルに見舞われていたので、どうしても気になるのです。

 早速これを使って調べてみて、トラブル箇所の発見に至りましたが、これについてはまた次回に書こうと思います。

 

補足

 今回はAmazonで下記のものを買いました。
 “クランプメーター”でネットで検索するともっと安いものも見つかりますが、そういうのは直流電流の測定機能が無い(交流電流のみ)ので、注意が必要です。
 直流電流をサポートしているものでは多分これが一番安いんじゃないでしょうか。