今回はちょと話題を変えまして、カメラの話です。
私の愛用しているカメラはニコンのCOOLPIX P7800というカメラ。
明るくて7.1倍ものズームができるレンズ、各種撮影モードとかいろいろ惹かれるところがありますが、何よりもこういう風にダイヤルやスイッチがいっぱいあるカメラらしいカメラが大好きなのです。バイクの空冷エンジンのフィンだとかメカニカルな外観に惹かれるのと通じるものがあるのかもしれません。
オートフォーカスが遅い、センサーが小さい、とかネガティブな評判も聞きますし、あまり人気機種ではないようですが、私はとても気に入っています。
一応はコンパクトカメラなので、出かけるときに気が向いたらカバンの中に放り込んで持って歩いたりしています。
そうやってガンガン使っているのですが、最近ちょっと調子が悪いところがでてきました。
背面の「ロータリーマルチセレクター」という丸いダイヤルスイッチがあるのですが、このスイッチの反応がおかしいのです。
このスイッチ、“ロータリー”という名称のとおり、グルグルと回転させて操作する他に、上下左右の押しボタンスイッチとしても機能します。
その上側へ押した時に誤動作するようになってきたのです。他の向きや、スイッチを回転させる動きは問題なし。なぜか上側のみ。
このスイッチを上下に押して使う場面は各種メニューの選択やマニュアルフォーカスのピント合わせとかたくさんあるのですが、上側に押したときに他のボタンが押されたように誤認識するようになりなってきました。いきなり別のメニューに移ったり、中央の「OK」ボタンが押されたかのように動いたりするのです。
最初は押し方が良くないのかな?なんて思っていたのですが、段々症状が酷くなってきて、撮影にも支障が出るようになってきました。
故障してしまったか、と思いました。
ニコンに持ち込んで修理をお願いしないといけないな、いくらかかるんだろう?
そんなことをぼんやり考えていたとき、ふと、これはスイッチにホコリとかが入り込んで接触不良で誤動作しているんじゃなかろうか、と思い、なんとなくスイッチの横から“フゥッ~!”と息を強く2~3回吹きかけてみました。
エア・ブローで掃除するイメージです。
この程度で直る訳ないよな、と思いながらカメラの電源を入れてスイッチを弄ってみると、アレ?ちゃんと動く!偶々か?と思いましたが、何度操作しても誤作動せずにちゃんと動く!
最近は5割以上の確率で誤動作していたので、回復したと考えて良さそうです。
こんな事で直るとは...
ダメ元でもやってみるものですね。