翌朝も素晴らしい快晴でした。
湖も穏やかで、カヌーを楽しんでいる人の姿も。気持ちよさそうで、自分もやってみたくなりました。
キャンプ場の雰囲気は北海道・屈斜路湖の「和琴湖畔キャンプ場」に似ていると思いました。湖畔の森林サイトで、落ち着ける雰囲気も似ていると思います。屈斜路湖でもカヌーを持ち込んで楽しんでいる人がいました。
▲気持ちの良いサイト。
▲この日は中学校の生徒達がやってくるそうで、大きなキャンプファイヤーの準備がされていました。
昨夜の冷え込みとは打って変わって日が照っているとかなり暑いです。半袖のTシャツでも軽く汗ばんでくるくらい。寒暖の差が大きいようです。
さて、今日はどうするか。キャンプする事が主目的だったので、予定は特に無し。
今日は早めに(昼のうちに)帰宅してゆっくり休みたい。でも、ここで解散でそのまま帰るのもちょっと物足りない。
ということで、R120を戦場ヶ原方面に進み、途中の“山道”を通って県道23 -> R121 -> R400 を通って東北自動車道の西那須野塩原ICで解散ということにしました。
このルートの選択が大きな失敗でした。
戦場ヶ原付近までは快適で、開けた景色も楽しめて、これまた北海道をツーリングしているような気分。
しかし、楽しかったのはそこまで。その先で入った“山道”が大変な道でした。
徐々に道幅は狭くなり、舗装は荒れ、ヘアピン・カーブが連続するクネクネ道が果てしなく続きます。道路脇には落ち葉や木の枝、砂などが溜まっていて少しも気を抜くことができません。
地図をみてイメージしたのとは大違い。
▲国道120号から右手に分かれていくのが問題の道。よく見ると“奥鬼怒林道”と書いていました。林道だったんですね。
ひっきりなしに右に左にバイクをバンクさせてコーナーをこなし、加速とブレーキの繰り返し。手は痺れ、だんだん気持ちも悪くなってきて、苦行といってもいいくらいの辛さ。
20分もあれば県道に抜けるだろう、と見込んでいたのですが、実際には1時間近く(いや1時間以上?)を要したのではないかと思います。
(時計を見る気力もなかったので、はっきりとは判りません)
途中で1台のGSX1300ハヤブサが反対側から走ってきましたが、おそらくあのライダーも後悔したと思います。
そのため、IC到着は大幅に時間が押し、皆が帰宅したのは夕方過ぎ。地獄のようなクネクネの山道ですっかり体力を使い果たし、また足の筋肉痛を引き起こし、ボロボロになっての帰宅でした。
それでも、地獄の山道(林道)以外は気持ち良く走れたし、とても楽しいツーリングでした。
次回はキャンプ場集合で、戦場ヶ原とか周辺を楽しもう、と約束して別れました。
※ツーリング中で気が付いたカタナのインプレッションも書こうと思ったのですが、長くなったので別の記事にします。