自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

ジェネレーター・コイルのコードの交換で発電力アップ??~コード交換編

  いよいよ外したジェネレーター・コイルのコードを付け替えます。

 

f:id:sword749:20140824103817j:plain

 

 

 まず、古いコードを外します。

 コードの押さえ(プラスネジで留めているもの)を外し、3本のコードを大胆にバチン!と一気にニッパーで切断します。

f:id:sword749:20140824105229j:plain

 

 コイルに残ったコードの保護チューブを外すと、こんな状態でした。

 元々は白い被覆のコードなのですが、焦げ茶色に焦げています。被覆もカチカチになっていて、これだけ劣化していれば交換の効果も期待できるだろう!と何だか嬉しくなってきました(笑)。

f:id:sword749:20140824105327j:plain

 

 コードとコイルのエナメル線は、コードに端子のようなものがカシメられていて、その端子のようなものにエナメル線が半田付けされています。

 なので、半田ゴテを端子部分に当てて熱してやれば、端子ごとコードを引き抜くことが出来ます。

 

 あと、もう一つやらねばならないのが、切り離したコードからゴムのブロック*1を取り外します。

f:id:sword749:20141021215600j:plain

 これは再利用するので、なるべくきれいにコードを取る必要があります。

 簡単にコードを抜き取れると思っていたのですが、これがちょっと大変でした。

 このゴム・ブロック、コードを通した状態で形成してあるのか、ブロックにコードが接着されたような状態になっていました。ペンチでコードを挟み、グリグリと捻ったりしながらようやくコードを抜き取ることができました。

 ブロックから古いコードを取り去ったら、新しいコードを通すため、電気ドリルなどでコードを通す穴を少し拡大しておきました。新しいコードはノーマルのものより少し太めなのです。

 (結構柔らかいゴムなので、なかなか穴径が大きくなりませんでしたが、あまり大きく穴を拡大しなくても大丈夫でした。)

 

 

 そして新しいコードを取り付けます。

 コードを1mの長さに切りそろえ、ゴム・ブロックに通していきます。グリグリと捻じ込むようにコードを通していきます。(どうしてもコードが通らないようなら、再度ドリルで穴径を拡大します。)

f:id:sword749:20140824112317j:plain

 

 コードが通ったら、保護用のチューブを通します。ゴム・ブロックのジェネレーター・コイル側はノーマルと同様にガラスチューブを使いました。

f:id:sword749:20140824125548j:plain

 

 

 ジェネレーター・コイルとコードの接続は、圧着スリーブなるものをつかいました。コードとコードを接続するための端子で、ホームセンターでも入手可能です。

f:id:sword749:20141021213358j:plain

 

 

 コードの接続は、予め保護チューブを入れてから行います。

 コードの押さえを取り付ければこちら側は出来上がりです。

f:id:sword749:20140824125521j:plain

 

 

 反対側は、メス型のギボシ端子を取り付けます。カシメるだけではなく半田付けを施しました。

f:id:sword749:20140824125337j:plain

 

 これでコードの付け替えは完了です。

 

 作業途中の写真も不足しているし、どうも説明が上手く出来ていないような気がしますが、参考になれば幸いです。

 

  <取り付け編に続きます>

 

 

 

シリコンガラスチューブ ブラック 12mm × 1M

シリコンガラスチューブ ブラック 12mm × 1M

 

 

ELPA Bスリーブ B-1.25 PB-1.25H

ELPA Bスリーブ B-1.25 PB-1.25H

 

 

 

 

*1:マグネットケース内のオイルが外に出ないよう、蓋の役目をするもの