今回もまたマニアックな内容です。
先日の記事のコールマンModel576、実はこのストーブは“難あり”という注釈つきでオークションに出品されていました。
出品前に点火して状態チェックをしたところ、ファイアーボール以外のところから火を噴いたそうで、要修理とのことでした。
それを承知で“鑑賞用”として入手したのですが、出来ればちゃんと使える状態にしておきたいところ。とりあえず点火状態の確認をしてみることにしました。
ガソリンを少量入れて、ポンピングして点火。
問題なく燃焼していましたが、よく見てみると、ジェネレーターの火力調整レバーの部分から燃料が漏れていました。
▲ちょっと分かり難いですがツマミの付け根のところから燃料が漏れてきています。
これに引火して火を噴いた、という事のようです。
これはピーク1ストーブにはありがちなトラブル。ジェネレーターの不良なので、交換すれば直るはずです。
コールマンのガソリンストーブやランタンの良いところは、リペアパーツが豊富で今でも大抵のものは入手可能な事。
このModel557やModel400用のジェネレーターも今現在も入手可能です。もう何十年も前の製品のパーツが入手できるというのは凄い事だと思います。
Model576には、おそらくこれが使えるはず。
Coleman(コールマン) ジェネレーター&レギュレーター《505A型ストーブパーツ》 505A5571
- 出版社/メーカー: Coleman(コールマン)
- 発売日: 2012/03/08
- メディア: スポーツ用品
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ちょっと紛らわしいのが、Model400や508用のジェネレーターとは寸法が違っていて、互換性が無いこと。一見殆ど同じなのですが。
Coleman(コールマン) ジェネレーター#508/400A 508-5891
- 出版社/メーカー: Coleman(コールマン)
- 発売日: 2012/03/08
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この際だから、Model400用のジェネレーターも一緒に注文しておこうか...でも、確か1~2個ジェネレーターを買っておいたはず。ちょっと確認しよう、とゴソゴソとスペアパーツを探してみると...
あれ? Model567用らしきジェネレーターも出て来ました。
なんでこんなものを持っているのだろう??と記憶を掘り起こしていくと、以前、ヤフオクでModel400用のつもりで間違って入手したことを思い出しました。
確か、はっきりと商品説明が書かれていなかったんですが、画像だけで判断して入札、落札してしまったんです。
まぁ、オークションではたまにこういう事もあります。
▲このように並べると違いが良く分かります。左がModel400/508用、右がModel576用です。
という訳で、ジュネレーターを買う必要はなくなったのですが、交換する前にもう少しいじくってみます。
ジェネレーターのレバーの付け根からの燃料漏れって、結構多いトラブルなのですが、付け根部分のナットを締め込んでやれば大抵は燃料漏れが止まるはず。
レンチで締め込んでみたところ、既に一杯に締め込んであるようでしたが、ダメ元で更にギュ~っと力を入れて締め込んでみたところ、燃料漏れは止まったようでした。(スペアパーツが手元にあると思い切ったことが出来ます)
点火して様子をみてみましたが、大火力から極トロ火まで問題なし。快調に燃焼しています。飾っておくのが勿体無いくらいです。
やっぱり、道具はちゃんと動く状態にしておいてやるのが一番。気分が良いです。