自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

大東京綜合卸売センター ~ 魚屋さん

 私が “市場” というものに対し、まず連想するのが魚屋さんです。

 床はコンクリート、カウンター状の台にいろいろな魚がずらり並べられ、どれも新鮮そうで美味しそう。「え~いらっしゃい」という威勢の良い声が飛び交う魚屋さんを眺めているだけで気分が盛り上がってきます。

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 魚屋は市場の一番奥の方にあり、裏側はこんな感じです。この一帯は潮の香りというか魚の匂いが漂っています。こういうところも私にとってはたまらない魅力です。

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f:id:sword749:20141004103523j:plain▲隅にはこういう台車が置かれていたり。

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▲こちら側のお店は、どちらかというと業販向けのようです。

 

 

 スーパーで売っている魚は切り身のパックが多いですが、やはり魚はこんな風に獲れたてそのままという感じで並べられている方がいいです。

 季節の旬な魚が並び、スーパーではなかなか見かけない魚が並んでいたりします。

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 見当もつかない切り身があって、これ何ですか?と訊いたら、鮫の切り身だよ、なんてことも。
 鯨の切り身が売られていることがありました。ニンニク醤油で食べるとおいしいよ、というお勧めに従い刺身で食べたらとても美味しかったです。

 どれもみな美味しそうに見えてしまうから困ります。あれもこれもと買いたくなるけど、そういうわけにもいきません。テンションが上がって、ついいろんなものを買ってしまい、食べきれずに冷蔵庫の中で傷んでしまう、というパターンが何度あったことか。

 大好物の筋子の前では自制心を働かせるのが大変です。

 因みにこの魚屋さん、買った魚はビニール袋に入れてくれるのだけれど、その中に氷の入った袋を一緒に入れてくれます。こういうサービスはとても嬉しいです。

 

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 また、手書きの値札が良い雰囲気を出しています。

 私が市場に行くのは遅めの時間帯が多いです。11時も回ってくると、お店の方も商品を売り切ってしまおうと、値引きしてくれたりします。

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 鮪の中トロなんかが残っていて、美味しそうだな、とちょっと足を止めると、すかさず店のおばさん(おばあさん?)が、“おにいさん、安くするよ” と声を掛けてきます。

 うーん、とちょっと考えると、“これ二つで□△円でいいよ、持っていって”  と畳み掛けてきます。

 そのテンポの良さもあって、つい、じゃコレ下さい、と予定外の買い物をしてしまうこともしばしば。(当然、その日の晩ごはんは刺身をたらふく食べることになります。)

 私はあまり値切ることが苦手なのだけど、もう少しまけてよ、とか、これも一緒に買うから○□円にしてよ、なんてやりとりするのも楽しそうです。

 

 対面でやり取りして買い物する、というのが市場の一番の魅力なのかもしれません。