自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

フロントフォークのOHをやりました(その2)

 フロントフォークのOH、組立ての前に部品の状態について、です。

 

消耗部品の状態

  フロントフォークの消耗部品の状態はこんな感じでした。

 スライドメタルは、取り外した部品は内側の摺動面のコーティングがかなり磨滅して地金が出てきていました。

f:id:sword749:20150606145239j:plain
▲左が古い部品、右が新品です。

 

 スライドブッシュの方は外側が摺動面なのですが、コーティングの磨耗はそれ程でも無いかな?スライドメタルの方が摩擦が強いのでしょうか。

f:id:sword749:20150606145122j:plain
▲これも左が古い部品、右が新品です。


 このままだとインナーチューブやアウターチューブのダメージも増えていくのでしょうから、例えオイル漏れなどのトラブルが無くても定期的なメンテナンスは必要だな、と感じました。


 ストッパリングは錆びてボロボロになっていたものですが、今回は殆ど錆びがありませんでした。なので、今回は交換せずそのまま使用することにしました。

 前回の整備の時に、ストッパリングの周りにグリスを充填しておいたのが効いたようです。気休め程度でやってみたのですが、案外効果が持続したようです。

 

 

社外品のオイルシール

 それと、非純正品を購入したオイルシールとダストシールですが、外した純正品と見比べてみると少し厚みがあります。そっくりそのままでは有りませんでした。

f:id:sword749:20150606144420j:plain
▲左が純正のオイルシールで、右が非純正品。厚みが違います。

f:id:sword749:20150606144240j:plain
▲こちらはダストシール。左が純正、右が非純正品。


 結論から言うと、オイルシールの厚みがあるため、ストッパリングをはめることができずこのオイルシールを使うことは断念しました。(ストックしていた純正のオイルシールを使いました)

 ダストシールもアウターチューブとの勘合がゆるゆるで簡単に外れそうなので、使用するのは止めました。

 残念ながら“安物買いの...”になってしまいました。(苦笑)

 

 <続く>