自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

FCRのセッティング(その10~ニードルの見直し)

 フォークのOHという大仕事が終わったばかりですが、昨年夏に施したキャブレターのセッティングが今一のような気がしていたので、セッティングをやり直すことにしました。

 現状でも普通に走れているのですが、本来、アクセル開度の1/8~1/4くらいはニードルの太さで調整するものなので、やり方としてはちょっと違うんだろうなぁ、という気がしていました。


 そこで、まずはニードルを細めのものに換えてみました。

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 一段細い#OCEMQ*1でクリップ位置は4段。全体的にあまり変わらず良くも悪くもなっていない、という印象。

 ならば、とさらに細い#OCEMP(クリップは同じく4段)を試してみました。こちらは、アクセルを1/8~1/4開けたあたりの力強さがかなり増した感じです。フィーリングも悪くない。

 

 私は殆どが街乗り&ツーリングなので、このあたりが最も使うし重要であるパート。この方向でセッティングを煮詰めることにしました。

 

 1/8~1/4の開度ではまずまずのフィーリングですが、それよりアクセルを開けていくと吹け上がりが重く振動もあり、燃調が濃い感じがします。


 ならば、とニードルのクリップ位置を一段上げて3段目にしてみました。

 すると1/4より上の吹け上がりの重さや振動が減り、だいぶ気持ち良く回るようになりました。それでいて1/8~1/4の悪化は無し。

 まだ少し濃い感じがしたので、もう一段クリップ位置を上げて2段目にしたところ更に良くなりました。

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▲このようにクリップの位置を上から2段目に。

 

 

 ただ、このセッティングで少し走り回ってみたのですが、アクセルの開度が1/2あたりからそれ以上で燃調が濃い感じは殆ど解消されておらず。

 

 セッティング作業は続きます。

 

*1:ニードルの品番の末尾のアルファベットがニードルの太さを現しています。アルファベットが前の方が細いものとなります。