自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

Model400 PEAK1ストーブのレストア~耐熱塗装

 タンクの塗装が乾くのを待つ間に、バーナー部分の錆や汚れを落としておくことにしました。

 

 しかし、改めてみると汚いですね。朽ち果てつつあるといってもよいくらいの状態です。

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 錆を落としても落としてもなかなかきれいになりません。これではいくらなんでも新たに塗装したタンクとは不釣合い。

 

 それで急遽シルバーの耐熱塗料を塗ってみることにしました。

 ホームセンターで買ってきたのはこちら。

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 あまり期待はしていなかったのですが、シュッと一吹きしてみると....

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 思いの外きれいなシルバーになりました。これは良い、と気を良くして脚も塗ることにしました。

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 ただこの塗料、乾いた後も触っていると銀粉みたいに塗料が付いてしまいます。耐熱塗料なので加熱が必要なのかもしれません。

 塗料の説明書きには加熱処理について何も書かれていませんでしたが、他の耐熱塗料では“約150℃で15分間以上"の加熱で硬化するとのことです。*1

 

 バーナー部分は使って(燃焼させる)いるうちに自然と加熱されそうですが、脚部分は加熱処理をしてやる必要がありそうです。

 では、ということで軽く加熱してみました。

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 いつもキャンプツーリングで使っているPRIMUSのトースターで焼いてみました。まさかこんなものを焼くとは。

 

 余談ですが、これは食パン一枚に丁度良いサイズのトースター。パンだけではなく、ソーセージや目刺しを焼いたり、ちょっとした焼肉をしたり、と何かと重宝しています。使い始めてからもう十年以上経ちますが耐久性も問題なし。薄く畳めて嵩張らないしツーリングでは大変便利な逸品です。

 

 

 10分少々加熱し、十分に冷ましてから触ってみると、指に塗料が色移りする事はなくなりました。やはり加熱して硬化させるということで正解のようです。

 

 次はいよいよ組立てです。

 

 

 

 

 

*1:ヤマハのMEシリーズという耐熱塗料