イヤーピースを改造してみたりいろいろやっているうちに、勢いがついてきたので以前使っていたShureのE2cを修理することにしました。
このE2cは太いコードで一見丈夫そうなのですが、断線の多いモデルでした。私のもプラグ付近のところで断線しています。
なので、プラグごと断線箇所を切り落として新たにプラグを取り付けてやることにしました。
このようなプラグ(Φ3.5サイズ)を電気部品店で購入。
まず、このようにズバッとコードを切断し、外側の被覆を剥きます。
中には赤と青の二本のコードとアース線が入っていました。赤が右側、青のイヤフォンの信号線です。アース線は極細の導線が撚り合わさっているものなので、外側の被覆を剥く特に切ってしまわないように注意が必要です。
赤と青のコードの被覆を剥き、アース線を捩って半田付けの準備をします。
それにしてもこのアース線はとても脆い。断線が多いのはこのアース線の弱さがyういんだったのでしょう。
あとはプラグに線を半田付けです。
プラグのプラスチックカバーを外し(ネジこみ式なので簡単に外れます)、コードに通した状態でプラグ端子に半田付けします。
真ん中の太い端子にはアース線を付け
赤と青の信号線は左右の端子に半田付けします。因みに赤が右側で青が左側の信号線をなります。
最後にコードの被覆部分をカシメて、カバーをしめて完了です。
以前使っていたiPodで聴いてみました。iPodとE2c。懐かしい組み合わせです。
久しぶりに使うiPodですが、このスクロールホイールの使い勝手の良さは今でも素晴らしいです。 Appleらしい革新的でクールさを感じます。iPodの大ヒットはこのスクロールホイールも大きな要因だったのではないかなぁ。
しかし肝心のE2cはまだ完調にはならず。
プラグ根元の断線は完治したのですが、左側のイヤフォンの音が小さいです。右側の半分くらいの音量です。
そういえば、このイヤフォンを使うのを止めたのは、プラグ付近の断線もありましたが、音の聴こえ方がおかしくなってきたように感じたからだったような気がします。
という事は、他にも断線しかけている箇所があるという事か...
もっと大掛かりな修理が必要なようです。