自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と機械いじりの日記です

カタナのタイヤ交換にチャレンジ(実施編)

 交換作業はリア・タイヤから始めました。

 バイクからタイヤ/ホイールを外し、まずバランスを確認してみました。

 このタイヤはショップで交換したときにきっちりとバランスをとっていたのですが、結構アンバランスな状態となっていました。やはり磨耗の偏りはあるようです。

 

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 では交換作業開始。バルブコアを外してエアを抜き、ビート落しから。

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 ビート落としはこちら(↓)の記事を参考にさせて頂きました。タイヤレバーによるビート落としが詳しく紹介されています。

 

 ビートブレーカーを使用しない、タイヤ交換のテクニック。

 


 本当に上手くビートを落とせるかな?と半信半疑でしたが書かれていた手順に従ってやってみると思っていたよりも楽にビートが外れました。

 ビート落としの部分で自分の備忘録として補足を少々。

 タイヤとホイールの隙間にレバーを上向きにして差込み、レバーの柄を下側にグイッと押し下げていきます。

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 最初はタイヤが外れる気配などありませんでしたが、ホイール外周の1/4くらいの範囲にわたってダイダイやっていると大分隙間が広がってきます。

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 この状態でレバーを二本使ってビートを落とすのですが、要領としては

①上向きのレバー(A)を差し込み、

②下に押し下げてタイヤとホイールの隙間を広げ、

③そこに下向きのレバー(B)を差込んでレバー先端をタイヤの縁
 (ビート部分)に引っ掛けます。

④そしてレバー(B)の柄を上に押し上げるとタイヤのビート部分が外側
 (タイヤ外周方向)に押し出されます。

⑤その状態で更にレバー(A)を下に押し下げる(タイヤサイドを押す)
 とタイヤのビートがホイールのリムから外れて内側に落ちます。
 (レバー(A)とタイヤサイドの間に木片とかを挟んでやるとより簡単に
  落ちるかもしれません)

 といったようにやれば上手くいきました。

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 反対側も同じやり方でビートを落とします。こちらはコツが掴めたのか簡単に落とせました。

 逆に意外と大変だったのがタイヤの取り外し。

 片側のタイヤのビート部分をホイールの外に出すまではそれほど難しくは無いのですが、反対側をホイールから外すのは要領が悪いのか苦戦しました。タイヤワックスをビート部分に吹き付けて滑りを良くしてようやく外れました。

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 逆にタイヤをホイールに組み込むのは簡単。予めタイヤワックスをホイールとタイヤのビート部分に十分に吹き付けて作業したら大して苦労せずに組み込めました。

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 そして最大の懸案作業のビート上げ。

 念のためベルトをタイヤに巻きつけておきます。
 (ベルトは軽く巻いただけでテンションは掛けていません。必要とあれば直ぐに締め付けられるように準備しておいただけです)

 

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 エアバルブを取り付け、いよいよ空気を注入。

 ガガガガ・・・と派手な音を立てながら空気の充填が開始。果たしてビートが上がるだろうか?と様子を見ながら眺めていていると徐々にタイヤが持ち上かってきました。

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 これは行けそうだ。やがてポン!という乾いた音と共に片側のビートが上がり、少し間を置いて反対側もポン!とビートが上がりました。

 普通の空気入れを使ったビート上げは大成功です。

 

 この後はタイヤバランスの調整です。
 古いタイヤでチェックしたときよりも偏りは少なく、ホイールにウェイトを付けているところが一番重かったのでウェイトを半分にしてみたら丁度バランスが取れました。(1/4~半回転くらいタイヤを回してそっと手を離してタイヤが回らなかったのでOKでしょう)

 

 タイヤ/ホイールをバイクに取り付けて、続いてフロントタイヤに移ります。

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 ビート落しはもうコツも掴めたので、すぐに落とせました。

 ただ、タイヤ外しはリアよりも苦戦しました。

 リアよりもフロントの方が簡単だろうと思っていたのですがなかなか外れませんでした。もしかするとタイヤの幅が細い方が外しにくいのかもしれません。

 タイヤ外しもコツがありそうです。次回はもうちょっと楽にできると思います。


 タイヤの組み込みはあまり苦労することも無く、あとはビート上げだけでタイヤ交換は終わったも同然と思いました。

 が、こちらは一向にビートが上がらない。

 ならば、とベルトをタイヤに巻いてしっかり締め付けてリトライするも、それでもだめ。

 どうやらタイヤのビート部分が内側に寄り過ぎていて、ベルトで締めてもタイヤとホイールの隙間が開いたままなのです。*1

 これでは充填速度の低い空気入れではダメ。エアコンプレッサーのあるところでやってもらうしかない。近所のクルマ屋さんに行って空気を入れてもらったところ問題なく直ぐにビートが上がりました。

 

(フロントタイヤの作業の写真はありません。予想外の苦戦による焦りと、どんどん強くなる日差しと暑さで体力、気力が削がれていき、写真を撮るどころではなかったのです。)

 

 最期にバランス取りですが、バランスは若干偏ってはいたけれどそれほど酷くは無いのでそのままにしました。

 すっかりバテしまい、調整する気力が沸かなかったのが本音です。

 

 フロント・タイヤ/ホイールをバイクに組み付けて作業完了。

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 やはり新しいタイヤが付いていると気分が良いです。

 フロントタイヤのビート上げだけはクルマ屋さんの手を借りたけど、自分でやったという満足感は格別です。

 

 

 

更なる一工夫

 残念ながらフロントタイヤのビート上げはハンディタイプの空気入 れでは出来ませんでした。でもこれも工夫のしようはあるようで、タイヤの交換作業前に新品タイヤのビートの間に何か物を挟んで暫く(一晩くらい?)置いて おき、ビートの間隔を広げておくと良いようです。(ホイールのリムの内側に密着するくらいに広げる)

 

タイヤ交換を終えての感想
  • ビート落しはタイヤレバーだけで十分に出来る。タイヤレバーは3本有った方がベターだけど2本でも何とかなります。
  • ホイールには結構傷が付いてしまいました。初めてタイヤ交換にチャレンジするときは傷が付いても構わないホイールでやった方が良いです。でも慣れてくれば殆ど傷を付けずに出来ると思います。
  • タイヤのホイールからの外しは意外と困難。ジタバタしたので、ホイールに傷をつけてしまったのもこの作業のときが殆どです。ただこれもちょっとした工夫で楽に外せるようになると思います。(次回に試してみようと思います)
  • 交換前の磨耗したタイヤでは、ホイール(タイヤ)バランスはかなり偏っていました。でもこの状態で高速道路を走ったりもしていましたが、特に問題は感じなかったので、バイクの場合はホイールバランスはあまり神経質に考えなくて良いのかな、と思いました。(もちろん、バランスが取れていた方が良いのは間違いないですが)
  • 全体的な感想としては、思っていたよりも簡単だったということ。もっと早くチャレンジしておけば良かったと思いました。

 

 <終わり>

*1:リアタイヤは、ホイールのリム内側にタイヤのビート部分が密着した状態でした。