自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

宮古島の旅 - 6日目(バスツアーで美ら海水族館へ行く)

 最終日。

 いつものように起きて直ぐに窓のカーテンを開けて外を見る。やや薄曇り。

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 朝食を食べてホテルをチェックアウトし、荷物を全て持って今日参加する観光ツアーの集合場所であるバスターミナルに歩いて行く。

 なぜバスツアーなどに参加するかというと、美ら海水族館に行ってみたかったため。

 美ら海水族館那覇からはかなり離れていて、クルマで2~3時間位らしいです。路線バスでも行けるけど、バスツアーの方が途中停車が少ない分移動時間は短いはず。交通費と水族館の入場料を合わせたコストも安かったからです。

 

 バスターミナルの横にある観光会社の事務所で手続きをする。ここでバスの座席の割り当てられたのだけど、参加者の大部分は海外からの観光客の模様。殆どが中国、韓国の人達。日本人は自分を含めて3~4人くらいで圧倒的に少数でした。

 

 いよいよバスがスタート。途中で提携ホテルに寄って残りのツアー参加者をピックアップし、高速道路に乗って名護方面に向かう。

 バスツアーというのは久しぶり。しかしバスガイドさんの解説を聞きながら目的地に着くのを待つだけというのは楽なのだけど、どうも自分の性には合わないようであっという間に退屈してしまう。

 同じバスでも路線バスでの移動なら、この行き先(路線)で間違っていないだろうか?降りる停車場は?と適度な緊張感で退屈することは無かっただろう。

 那覇の街の裏通りでも散策した方が良かったかなぁと少し後悔すらしました。

 

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▲退屈なバス旅が始まりました。

 


 ただ、私の退屈を察知した訳ではないだろうけど、バスガイドさんはお客を楽しませようと奮闘していました。

 道路沿いに沖縄特有の草花が見えればその解説を、お墓が見えれば沖縄のお墓にまつわる風習や拘り、具志堅用高の地元・沖縄でのタイトル防衛戦の話*1

 名護市に入るとイルカ漁が行われていた昔の暮らしの話、市庁舎のシーサー像に関する話やプロ野球の春季キャンプの話。

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名護市の市庁舎。屋根の端(手前)にシーサーが何体も並んでおります。確か一体一体顔が違うと言っていたような。

 

 もう何でもありでしたが、とても面白かったです。(ただ、大半を占める外国人観光客が理解できていたのかは不明。)

 私としては特にプロ野球のキャンプの話しが楽しかった。

 プロ野球選手の人気の凄さ、特に日本ハムの新庄選手の人気は別格で、大フィーバーだったそう。新庄選手目当てのお客でホテルは満杯、道路は大渋滞、経済効果も凄かったそうです。

 そして話しは沖縄本島に留まらずオリックス宮古島キャンプについても。当時在籍していたイチロー選手が “宮古島はとても良いところだけどコンビニが無いのが残念” と語った事が切っ掛けで宮古島にコンビニが出来た、とか。

 

 喋りはちょっとぎこちなく、親戚のおばさんが観光案内してくれているような感じだったけど、一生懸命さが伝わってきたし話に奥行きがあって良かったと思います。

 

 そんな訳で意外と楽しく往路のバスは過ごせました。

 

*1:結局14度目のタイトル防衛には敗れてしまったのだけど、試合前も試合後も具志堅を気遣う声が多かったそう。ボクシングの世界チャンピオンと崇めるというより、地元出身のお兄ちゃん的な暖かい目で見ていたらしいです。