自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

コールマン ピーク1ストーブの燃焼改善

 以前、サンポールによるピーク1ストーブの錆び落しについて書きましたが、それと併せて実施した “燃料溜め”材の交換についてです。

 前にも書きましたが、錆び落しをしたピーク1ストーブは、他のピーク1ストーブに比べ燃焼の安定が悪く、どうもバーナースタンドに問題があるようでした。

 バーナースタンドは錆びも酷いし交換した方が良いかな、なんて思っていたところ “燃料溜め”という部材が販売されている事を発見。

 もしかしてこの “燃料溜め” 材の劣化が燃焼の不安定の原因ではないか?と考え
交換してみることにしました。バーナースタンドを丸ごと交換するより安上がりですし。

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▲矢印で示している綿っぽいのがそれです。

 

 

 購入は「NorthField」というショップから。「NorthField」はコールマンのランタンやストーブのリペアやパーツ販売を行っている専門店。

 そもそもこの“燃料溜め”材はコールマンからは交換部品として売られてはいなくて、このショップの独自商品。コールマンのオリジナルとは材質が違うらしいですが、本家で売っていない部品まで商品化するとは凄いです。

 

colemanparts.cart.fc2.com

 

 

 

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 交換は簡単。

 バーナースタンドを燃料タンクに固定しているビスは外し、

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 古いこの“燃料溜め”をマイナスドライバーの先やピンセットなどで取り出し、

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 新しい“燃料溜め”材をこの用に水平に入れ、

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 燃料パイプに沿って回すように入れます。反対側も同様に入れます。

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 "燃料留め”は隙間に押し込んであるだけなのでこれだけです。

 

 早速組み立てて試験燃焼。

 着火、初期燃焼は問題なし。というか燃焼が安定するのが早くなったのがはっきり判りました。

 最初赤かった炎はすぐに青白くなり、火力レバーを一番弱くしても燃焼の調子は崩れず。以前はここまで安定するまではかなりの時間(2分くらい?)がかかったはず。

 煤もほとんど出ません。赤ガス*1なのにまるでホワイトガソリンで燃焼しているかのよう。

 そしてジェネレーターやバーナースタンドが十分に熱せられると、今までよりもトロ火か出来るように。

 こんなにも調子が良くなるとは。"燃料留め”は大事なパーツのようです。燃焼の調子が悪いコールマンのガソリンストーブはこれを換えてみると良いと思います。

 調子が良くなってますますこのPEAKIストーブに愛着がわきました。

 

 

*1:自動車用レギュラーガソリンのことです。