私のカタナのスクリーン(メーター・バイザー)にはいつの間にかこのようにネジ固定用穴からヒビが入っています。
このヒビの発生はカタナ定番のトラブルのようで、750カタナのときから数えると何度スクリーンを交換したことか。
2015年の北海道ツーリング中にスクリーンが割れて(割って)しまったのもこのヒビが原因です。
予備のスクリーンは有るので、そろそろ交換しようか‥‥なんて考えるも、またヒビが入るのは間違いないので、さすがに対策を考えねばなりません。
そもそもヒビが入る原因は?とじっくりスクリーンの取り付け部を見てみると、
スクリーンの固定は取り付け穴にゴムのブッシュ(純正部品の名称は”クッション”)を入れ反対側にゴムのワッシャーをかぶせてステーに留めネジで固定するのですが、このゴムのブッシュのサイズ(外径や厚み)が小さ過ぎるように見えます。
【品番】
09320-05008 クッション09161-05010 ワッシャ
スクリーンの穴周辺を押さえる面積が少ないので、風圧や振動でスクリーンがしなると穴周辺のストレスが大きそうです。もう少し大きく厚みのあるゴムワッシャーとかで挟んでやると良いのかもしれません。
他のカタナ乗りの人達はどうしているのだろう?と調べてみるとゴムのグロメットを使って対策している方がいました。
この方策が良さそうなので、早速ホームセンターでグロメットを入手して試してみることにしました。
因みにスクリーンの取り付け穴関係の寸法は、
- スクリーンの穴径: 約Φ8㎜
- 留めネジの径: M5(直径5mm)
- 留めネジの頭の径: 約Φ11mm
- 純正ゴムブッシュ: 外径:約Φ11mm/内径:約Φ8mm/穴径:約Φ5mm
- 純正ゴムワッシャー: 外径:約Φ10mm/穴径:約Φ5mm
これに対しグロメットは
- 外径: 16mm
- 内系: 9mm
- 穴径: 4.5mm
ぴったりの寸法ではありませんが、ゴム素材なので大丈夫でしょう。
それに耐環境性*1もあるようなので、すぐにボロボロになる事も無さそうです。
このグロメットは完全には貫通していないので、カッターで穴をあけ、
このようにグロメットの大きな方をスクリーンの内側(ステー側)に取り付けました。
純正部品のゴムワッシャーは使用せず、このままステーに留めネジで固定しました。
パッと見た感じ違和感はありません。(写真が見にくいですが)
暫くこれで走ってヒビが広がらないようであれば(一応、ヒビは接着剤を流して接着したつもり)、新しいスクリーンに交換しようと思います。
*1:耐オゾン性、耐候性に優れています、とのこと