自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

大掃除のために「スチーム・クリーナー」を買ってみました

 今一つ年末という実感がないまま12月も半ば。大掃除に向けてかねてより気になっていた商品を購入しました。

 TVショッピングで見かけた「スチーム・クリーナー」です。

 

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 キッチンのコンロの頑固な汚れも、カーペットに落とした食べ物等の汚れも蒸気の力で魔法のように落とせるアレです。

 私はこういう機械が大好きなんです。そして、当然ながら“これはオートバイのオイル汚れにも使えるんじゃないか?”、と閃いてしまいました。

 

 余談ですが、最近はどこもジャパネットみたいな感じ番組が多く、海外(アメリカ)のショップチャネルをあまり目にしないのがちょっと寂しい。あの寸劇みたいな勢いのある商品紹介(“それだけじゃぁないんだ!コレはこんな事もできるんだぜ!!”)がとても面白いのですが。日本語の吹替えも絶妙です。

 

 TVショッピングの商品は、いいなコレと思いつつもどこか胡散臭さを感じて買ったりなどしないのですが、Amazon楽天などでも沢山扱っていました。ピンからキリまでいろいろありますが、2千円台の商品も。

 随分安いなと思いましたが、「スチーム・クリーナー」って単純な構造だと思います。スチーム機能付きのアイロンみたいなもの。

 ユーザーレビューによると、過大な期待をすると裏切られるが、それなりには使える、と言う感じ。Yahooショッピングで送料込みで2980円。丁度使い切りたいポイントもあったので、2400円弱で買えました。

 

 届いたのはこちら。

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 大きさは結構コンパクト。仕舞っておくにもあまり邪魔にならなそうです。

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 使い方は簡単。水を入れて電源コードをコンセントに挿し、水が加熱されるまで待つだけ。電源スイッチすらなく、蒸気を出すトリガースイッチがあるだけというシンプルさ。

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 早速使ってみましょう。

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 ただ、私のカタナのエンジン、見た目は汚いのですが油汚れはあまり無いんですね。
昨年のシリンダーヘッドのオイル漏れ修理がキッチリ仕上かっているようで、以前と違ってオイルによる汚れが少ないのです。

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 ともかくクリーニング開始。

 

 しかし、使ってみて初めて気がついたのですが、スチーム・クリーナーつて、スチーム(蒸気)を当てながら汚れを浮かせてブラシ等で擦り落とすもの。

 寒い屋外ということもあり物凄く派手に(煙幕のように)蒸気の煙が出ましたが、汚れは全然落ちず。

 私は頭のどこかに高圧洗浄機と似たイメージを勝手に持っていたのですが、それとは全く違います。

 

 なのでエンジンのようにフィンなどでがある複雑な造形のものには適していなくて、汚れは殆ど落ちませんでした。

 そもそもオートバイのエンジンの汚れはキッチンの油汚れなどとは比較にならないくらい強力です。キッチン用のクリーナーでは歯が立たないのかも当然。期待が過大すぎたようです。

 それでもブレーキキャリパー付近のフロントフォークのアウターケースの汚れなどは、ブラシで擦りやすかったこともあリ結構落ちたような気がします。おそらくパーツの洗浄などには向いていると思います。

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クリーニング前の写真を撮っていないのですが、クリーニング前はキャリパー取り付け部分が結構汚れていました。

 

 スチーム・クリーナーそのものとしては、“まずまず” ではないかと思います。

 蒸気の温度が十分に上がるのに少し時間を要するし、蒸気の温度もそれ程高くは無いようですが、値段を考えると納得できるレベルだと思います。(ユーザーレビューと同じ感想です)

 

 次はキッチンの油汚れや窓の掃除等で使ってみたいと思います。アイディア次第で用途が広がりそうです。