自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

志賀高原の極楽ナイタースキー

 今年の冬はスキーに熱中しております。

 毎年冬はスキーを嗜んでいましたが、今年は特別強化シーズンと位置付けし、時間とお金、情熱、全てのリソースを注ぎ込んでおります。

 

 二本の板を足に付け、板をコントロールし身体のバランスを取りながら雪の斜面を滑り下りるのが面白くて仕方ないのです。家に要るときもスキー板やブーツのメンテナンスに余念がありません。

 当然、カタナの面倒見は疎かになり、ブログを書くのもままならない状況ですが、ブログを放置しておくのも気持ちが良くない。オートバイがメインの筈のブログではありますが、この際なのでスキー関連を題材に更新を図ろうと思います。

 

 

 ということで、まずは正月の志賀高原遠征の出来事から。

 今年はスキー場の降雪が遅買った上に12月に気温上昇したりして折角積もった雪が融ける事態も発生。志賀高原も例外ではなくオープンするスキー場がなかなか増えずやきもきしていました。

 でも年末からの降雪で何とかゲレンデ状況は整い、年明けには雪不足の心配はほぼ無くなりました。

 というか、到着した日(1月2日)、翌日は雪がガンガン降っていて、中途半端にフカフカした雪の凸凹状態。さらにガスも出てきて見通しが悪くなり、条件的には良く有りませんでした。

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 今日は練習だな、と割り切って滑るも思わぬところで雪にスキーを取られてバランスを崩したりコケたりして、挙句には腰を少し痛めてしまったり。でも天然雪の、そして広いゲレンデを滑られるのは格別の楽しさです。

 

 リフト運行が終了する16時半過ぎまで目一杯滑り一旦宿に引き上げます。

 今回の宿はーの瀬エリアの宿。一の瀬ファミリースキー*1まで徒歩3分くらいという好条件。

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ゲレンデからこうして歩いて其々の宿へ帰っていきます。

 

 ゲレンデから歩いて宿に戻り、直ぐにくつろげるのがここらの宿の良いところ。早速風呂に入って強張った足腰をほぐします。冷えた身体に温かい湯船のお湯は極楽であります。

 一方、一の瀬ファミリースキー場はこれから圧雪車によるゲレンデ整備が行われ、午後6時半から9時半まで部分的(下の方の緩斜面だけ)にですがナイター営業が行われます。しかも今夜は道路を挟んで向かい側にある一の瀬ダイヤモンドスキー場もナイター営業を行うとのこと。

 

 昼は凸凹のゲレンデに苦戦して今―つ楽しめなかったので、軽くナイタースキーを滑ることにしました。何しろ宿と目と鼻の先ですから。

 

 ナイター営業開始時刻まで休憩の後、再びスキーウェアに着替えてゲレンデに向かいます。

 ゲレンデのリフト券売り場に着いたときには既に滑り始めている人もいて、ゲレンデの上の方から“ワァ~~オ~!”と弾けた歓声が聞こえてきました。

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一の瀬ファミリースキー

 

 雪は相変わらず降り続いていてゲレンデには新雪が積もった状態。これは気持ち良く滑られそうだ、と急いでリフトで上がってゲレンデに出ました。

 平らに整地されたゲレンデに4~5cm程サラサラのパウダー状の新雪が積もった状態。

 この新雪をスキーの先端が切り裂きながら滑るのは実に気持ちが良い!板が滑る感覚も滑らかで、思わず“ウホ~~”と歓声を上げるほど。こりゃ楽しい。

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 3本ほど滑ったところで、向かい側の一の瀬ダイヤモンドスキー場に移動。

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一の瀬ダイヤモンドスキー場から見る一の瀬ファミリースキー

 

 こちらは少々ゲレンデの距離は短いけれど斜度はあるので滑り応えはあるし、リフトが高速のクワッドリフトなのでドンドン滑る事ができます。

 当初滑っている人は2~3人程度でしたが徐々に増えてきました。といっても十数人程度だったと思います。なので、ゲレンデの新雪はなかなか踏み固められずパフパフの新雪を堪能し続けることができました。皆さん(自分もですが)、“わーい” とが "キャー”とか歓声を上げながら滑っております。

 極めつけは大学生くらいの若者二人で、“ギャハハハ” というイカれた笑い声がゲレンデの上から聞こえてきたと思ったら、“気持ちイイ!”、“最高!”と繰り返し叫びながら滑って行きました。

 

 ナイター照明に照らされたゲレンデに響くスキーヤースノーボーダーの歓声(奇声)。傍から見ると危ない人達の集まりに見えたことでしょう。

 

 リフト乗車の待ち時間はゼロ。ゲレンデを滑り下りたらそのままリフト乗り場のゲートを通過してリフトに乗り、また滑る、を延々と続けました。

 

 ちょっとだけ、と思って滑り始めたナイタースキーでしたが、結局リフト営業終了ギリギリまで滑ってしまいました。

 宿に戻って再び風呂に入り、遅い夕食。楽しい一日でした。

*1:"ファミリー"などと優しげな名称ですが、上の方のバーンはなかなかの急斜面で、しかもアイスバーンの箇所もある滑り応えのあるところです。