自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

②速度センサー選び ~ カタナのメーター換装

 ACE-6552は電気信号で速度情報を入力するのですが、その信号を取得する速度センサーは付属しておらず、別途購入しなければなりません。

 ※機械式のスピードメーター・ケーブルの回転を電気信号に変換するアダプタは付属しています。

 

 ACEWELLで販売されているオプションの速度センサーはこちら。これを使うのが一番素直だし、無難です。

 

 

 マグネットをホイールのブレーキディスクの固定ボルト等に装着し、その近傍にセンサーを装着します。ホイールが回転してマグネットがセンサーの近くを通過することで信号を作り出すものです。

 ただどうも今一つ気に入りません。Amazonのレビューでもいきなり今一つの評価が書いてあったり。マグネットをホイール側に装着しなければならないということや、センサー自体の見た目もあまり格好良くないなぁと思いました。センサーのバイクへの取り付けもどうすればスマートに取り付けられるかイメージが湧かないです。

 


 因みに、ACE-6552の取り付けについてはこちらのブログが凄く参考になります。

letsgrom.blog.fc2.com

 

 こちらのブログではSP武川のスピードセンサーを使っていました。

 5Vの電源も用意しなければなりませんが、センサーを固定するステーも付属しているし、物の造りも一番良さそうに見えました。またセンサーの反応状態を示すLEDが内蔵してあるのもイイです。


 こちらはマグネットがセンサー側に入っていて、ホイール側にパルス検出用の金属物を設ける形になります。

  因みにSP武川もACEWELLもセンサーと検出対象物(マグネットや金属体)との間は4mmくらいする必要があり、センサーの取り付けは堅牢且つ調整が効くようにする必要があります。

 

 ACE-6552とはメーカーが異なるので動作保証されていないけど、上記のブログには接続について詳しい説明もあるので何とかなるでしょう。


 また、ACEWELLのWEBサイトにはメーターの配線図や取扱説明書が掲載されています(製品に添付されているものと同じものです)。
 また、速度センサーの接続に関する詳しい技術的説明も掲載されています。他社の速度センサーというか、電気信号式の速度メーターのバイクにACEWELLのメーターを取り付けるためのサポートと言う事でしょう。

ACEWELLのWEBサイトの左側のメニューの「良くある質問」⇒「0.純正の電気式メーターの速度センサーを使いたいのですが?」に技術要件のリンクが貼られています。

 

 説明文を読み解いていくと、ACEWELLのメーターと速度センサーはこんな仕組みになっているように思えます。

 

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 一方SP武川のセンサーは「5V」と「パルス」、「GND」の三本の配線接続となっているようです。SP武川のメーターの取扱説明書を見つけまして、そこに記載がありました。

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 記載されているのはケーブル式速度センサーとの接続ですが金属反応式速度センサーも同じ接続でしょう。


 センサー内部の仕組みについては情報を見つけられなかったのですが、上記のGROMのブログでは「GND」をメーターの「速度-」と、「パルス」をメーターの「速度+」と接続しています。(「5V」は別に供給しています)

 この配線接続を含めて推測するに、おそらくこのようなものではないかと考えました。

 

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 このような仕組みならACEWELLメーターとも接続できそうです。

 

 ということで速度センサーはSP武川のもの(05-06-0009)を使ってみる事にしました。

 ※このセンサーはケーブル長が1000mmのもの(05-06-0009)と1750mmのもの(05-06-0005)の2種類があります。1000mmが丁度良さそうに思えたのでこちらを選びしました。