いよいよメーターを車体に接続します。
まず、車体のメーターとの接続ハーネスをこの部分でカットします。
さすがにカットの瞬間は痺れるものがありました。
カットしたコードにコネクター端子を付けてカプラーに入れます。
メーターの電源やGNDのコードもコードの取り回しを考慮しちょうど良い長さに作って接続します。
コネクター接続。メーター側の使用しないコネクターはビニールテープで養生しておき、
このようにまとめました。
このメーター、コネクターの数が多いのでどのように収納するかが悩ましいところです。
速度センサーに5V電源を供給するためのDC-DCコンバーターはAmazonで適当なものを購入しました。防水タイプでなるべくコンパクトなものを選びました。
SIBLING コンバーター 降圧 DC DC 共通 12V 24V → 5V 3A 15W デコデコ 変圧 トラック 大型車 直流電圧 変換器 変圧器 密封防水 過電圧保護 (5V3A/15W)
- 出版社/メーカー: シブリング(Sibling)
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
そのDC-DCコンバーターはこの場所(↓)に両面テープ(自動車の外装品の固定用のもの)で固定。
外気温のセンサーはメーターステーの下側に固定しました。
速度センサーとメーターの中継ケーブルを接続して接続は完了。
事前に入念に準備を行ったお陰か意外とすんなり作業は終わりました。
ドキドキしながらイグニッションキーをON。
するとメーターの針がクルリと一杯まで振れてからスッと「0」に戻りました。スイープ機能というやつですね。各種インジケーターも針の動きに合わせ一旦全点灯したのち、上側から順番に消灯して、「ニュートラル」と「オイル警告」のみ点灯状態となりました。
しかしこのスイープ機能というやつ、なかなか格好良いです。
ウィンカーインジケーターやハイビームのインジケーターも正常に点滅/点灯しました。まずは一安心。
続いて速度センサーの確認。リアタイヤをジャッキアップした状態で後輪を回し、センサー用のボルトを通過させますが、センサーのLEDは反応なし(センサーにはLEDが組み込まれていてセンシングの状態をLEDの点灯/消灯で示します。)
当然メーター側にも反応はなし。ガッカリしながら配線をチェックするとDC-DCコンバーターのGNDを接続し忘れていました。
再度確認するとセンサーの青いLEDが微かに点灯するのが確認できました。(輝度はあまり明るくないので晴天時は手で覆ってなんとか分かる程度です。)因みにセンサー用のボルトから外れている時が点灯、ボルトに近づきセンサーが反応すると消灯しとなります。
タイヤを手で勢いよく回してやるとメーターの速度表示の数値が動きました。
エンジンをかけてみると「オイルプ警告」ランプは消灯し、タコメーターもちゃんと動きます。よしよし。どうやら配線はOKのようです。
続いてメーターの設定を行い(これは別記事に纏めます)とりあえず取り付け作業は完了しました。
時刻はすでに夕方に差し掛かっていたし少々疲れていましたが、急いで身支度をして試走へ。クラッチをつなぎスルスルと走りだすと速度表示の数値が動き出しました。ギヤとエンジン回転数からして速度表示は大丈夫そう。
遂にカタナの速度表示が復旧しました。
メーターに速度表示がなされるという当たり前のことがこんなにもうれしいとは。ちゃんと動くように入念に準備して作業したので動いてくれて当然なのですが、やはり嬉しいものです。
当たり前の動作を目の当たりにして感動できるのがバイクいじりというかDIYの醍醐味です。