自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

ブレーキ・リザーバタンク・ステーを製作

YAMASIDAブレーキパッドを組み込んだとき、ブレーキオイルを足そうとリザーバタンクを触っていたら、ステーが折れてしまいました。

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タンクが水平になるよう、何度かステーを曲げたことはあるけど、まさか折れるとは。エンジンの振動の影響もあったのかもしれません。

ステーはバイク用品店にいけば売っているのですが、確か800円くらいします。

それほど凝った造りの物ではないので、何とかならないかな?と探してみたらちょうど良い2mm厚のアルミ板がありました。端材はとっておくものですね♪。

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これでステーを作ることにします。

まずはアルミ板をカットします。今回は鉄ノコではなく、プラ板用のカッターを使いました。切る、というより溝を掘っていくタイプのもの。プラスチック用ですけどアルミでも何とか使えます。

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ある程度溝を掘ったら、万力にはさんで折り曲げます。2~3回伸ばしたり折ったりすると切り離されます。

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これにボール盤で6mmと10mmの穴を開けます。

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ボール盤はプーリー交換でドリルの回転を低くしていますが、10mmのドリルとなるとまだ回転が早すぎます。やはりもっと回転を遅くするための改造が必要なようです。何か考えなければ。

因みに、回転が速いので、6mmや10mmの穴はいきなり開けるのではなく、小さな穴から段階を経て開けていった方がうまくいきます。

 

孔を開けたらヤスリで地道に大まかな形に整形。

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だいたいこんな感じに。

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次に万力でタンク取り付け部分を直角に曲げます。
だいぶ良い感じになってきました。

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ハンドルの角度に合わせて少し曲げて仮組みして具合を見ます。

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大体良さそうです。ちょっとのっぺりしているので、アクセントに穴を開けます。

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完成です。

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単純で簡単なパーツですけどオリジナルのパーツができました。