YAMASIDAブレーキパッドを組み込んだとき、ブレーキオイルを足そうとリザーバタンクを触っていたら、ステーが折れてしまいました。
タンクが水平になるよう、何度かステーを曲げたことはあるけど、まさか折れるとは。エンジンの振動の影響もあったのかもしれません。
ステーはバイク用品店にいけば売っているのですが、確か800円くらいします。
それほど凝った造りの物ではないので、何とかならないかな?と探してみたらちょうど良い2mm厚のアルミ板がありました。端材はとっておくものですね♪。
これでステーを作ることにします。
まずはアルミ板をカットします。今回は鉄ノコではなく、プラ板用のカッターを使いました。切る、というより溝を掘っていくタイプのもの。プラスチック用ですけどアルミでも何とか使えます。
ある程度溝を掘ったら、万力にはさんで折り曲げます。2~3回伸ばしたり折ったりすると切り離されます。
これにボール盤で6mmと10mmの穴を開けます。
ボール盤はプーリー交換でドリルの回転を低くしていますが、10mmのドリルとなるとまだ回転が早すぎます。やはりもっと回転を遅くするための改造が必要なようです。何か考えなければ。
因みに、回転が速いので、6mmや10mmの穴はいきなり開けるのではなく、小さな穴から段階を経て開けていった方がうまくいきます。
孔を開けたらヤスリで地道に大まかな形に整形。
だいたいこんな感じに。
次に万力でタンク取り付け部分を直角に曲げます。
だいぶ良い感じになってきました。
ハンドルの角度に合わせて少し曲げて仮組みして具合を見ます。
大体良さそうです。ちょっとのっぺりしているので、アクセントに穴を開けます。
完成です。
単純で簡単なパーツですけどオリジナルのパーツができました。