カタナのスプロケットを改めて確認したら,フロント側には17Tをつけていたことが判明しました。(自分で作業したのに、今まで16Tを付けていると思っていた)
リアは41Tなので,減速比は2.41というかなりのハイギヤード。
トルクのあるエンジンなのでこれでも全く問題なく走れてしまうのですが,峠道なんかをギアチェンジをしながらテンポよく走ろうとすると,ちょっとギアの間隔が広すぎます。
なので,スプロケットを交換してノーマルの減速比に近づけてみることにしました。
スプロケットの交換ってカスタムのうちに入らないような気がしますが、減速比を変えるだけでバイクの印象はかなり変わります。
因みにノーマルのギアはF:15T/R:42T(減速比は2.80)。
フロントは手持ちの16Tがあるので,それを使うならリアは44Tくらいがちょうど良い。(減速比:2.75)
問題は今のチェーンの長さで足りるか?といことです。
スプロケットを交換してチェーン長が足りなくて、チェーンまで買い直す羽目になるのは避けたいので、ちょっと計算してみます。
スプロケットにチェーンがかかっている長さは外周の半分だけ。
ドライブ側は17Tから16Tにしたので,0.5T分チェーンの余長が生じ,リア側は41Tから44Tに3T増やしたので1.5T分の長さが必要となります。
ドライブとリアで相殺すると1T分のチェーン長が必要となり,その分リアホイールというかリアホイールのアクスルシャフトを前にだしてチェーン長を稼がねばなりません。
因みにチェーンは525サイズなので,1Tの長さは
25.4mm × 5 / 8 = 15.875mm
チェーンは輪になって前後のスプロケをつないでいるので,必要なチェーン長は上下2辺に等分されます。
なので1T分をかせぐためのアクスルシャフトの移動量は
15.875mm * 1T / 2 = 7.9375mm
ということになり,スイングアームに約8mm程アクスルシャフトを前に出す余裕があればOKとなります。
カタナのリア・アクスル周りを確認してみると、10mm位は前に出せそうなので多分大丈夫そうです。
あと問題はリアのスプロケットの入手。
お店に行けば当然売っているのですが,8千円前後くらいします。
最近は何かと出費が続いているので出来るだけ出費は抑えたいところ。
だいたい、ふと思いついてやろうとしている事にいきなりこれだけのおカネを費やすのはちょっと気が引けるところ。
なので今回もヤフオクを物色します。(^^;
目を皿にして探していくと運良くGSX-R400用の44Tの出物を発見。
※私のカタナのチェーンは525サイズを使用しているので,適合車種は400ccクラスが多いのです。
中古品だけど走行3000キロ程度とのことで殆ど磨耗は無さそう。送料入れても2000円もしないので,入札を決定。
競合することも無く落札でき,翌々日には届きました。
※なかなかの極上品です
届いた品はとてもきれいにクリーニングされていたし,対応の早さといい,良い出品者さんでした。
(長くなってきたので取り付け作業はこの次に)