久々のFCRネタです。
前回のセッティングから実は更にいろいろと弄っておりまして,その結果について纏めます。
セッティングについてはSJ:#48,JN:#OCEMR(3段),MJ:#132で一旦落ち着いておりました。街乗り~ツーリングレベルでは問題なく走れて大きな不満はない状態でした。
http://sword749.hatenablog.com/entry/2013/04/13/FCRのセッティング(その5)の結果
でも,たまに少し吹けが重くなったりすることがあり,な~んとなく環境(気温,気圧)の影響を受けやすいような,そんなふうに感じることがたまにありました。(気にしているから気になるレベルです)
それにSJに#45を入れていたときが素直な吹け上がりで,そちらの方がどうもバランスが良さそうな気がしてならない。
気にするほどの違いではないのですが,私は結構凝り性なのもので一度気になりだしたら試してみないと気がすまない。
という訳で,再び#45のSJを試してみることにしました。ニードルも前のものに付け替え,MJ以外は以前のセッティングに戻しました。
さぁ,これでどうだ、と走ってみたところ,意外なことにスロー領域(~1/4)の力強さが足りず,吹け上がりもギクシャクしています。以前試したときとは比べ物にならないくらい悪い。どうやら燃調が薄すぎるようです。
いったいどういうことか?以前試したときとの違いは,MJが#138だったのを今は#132にしていることだけ。
本来MJは全開域付近の燃調に作用することになっているので関係ないはずなのですが,やはりスロー系を含む全域に影響を与えているようです。
※このFCRを750カタナに付けていたときはここまでシビアではなかったと思います。
エンジンの排気量に対し小さめの径(35mm)ということが要因なのかもしれません。
ならばMJを#138にすればいいのですが,それだと1/4~がちょっと濃い(吹け上がりが少し重く感じる)感じだったはず。
それで#135を付けてみました。これでスロー域の調子は大分良くなり,全体的にも可もなく不可もなくといったところです。
でも,ASの戻しは7/8回転戻しと1回転を切ってしまいました。FCRの標準の戻しは1-1/2なので,別のセッティングを試した方が良いのかもしれません。
ということで,ニードルを入手してしまいました。
買ったのは#OCEMP。元々のニードル(#OCEMQ)よりひとつ細いものです。
週末に試してみる予定です。
プロト ケーヒン FCRキャブレター ホリゾンタルタイプ P008-6470 口径:35mm スズキ GSX750S カタナ