自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

オイルクーラーのステーを修理

ツーリングの後にオイルクーラーのステーが折れているのが発見されたカタナですが、こないだの週末に修理を行いました。

折れたステーを再製作したのです。

材料は3mm厚で30mm×30mmのアルミのアングル材。
東急ハンズで買ったのですが、ついでにカットもおねがいすることにしました。
1カット40円少々とのことなので、カットしてもらったほうが圧倒的に楽。

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今回も現物合わせで作るので、まずはオイルクーラーのステー類を外します。

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初めは折れたL字型のステーだけ付け替えてさっさと終わらせるつもりだったのですが、ベースとなるプレートにも亀裂が入っていました。

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うーん、見なかったことにして作業を進めようか...とも思いましたが、この際なのでベースのプレートも作り直すことにしました。(一応、材料だけは買っておいたのです)


改めてみてみると手作り感あふれる造形です。どうやら汎用の材料を使ってササッと手作りしたようです。

作り直す、と言っても単純な形なので、アルミの板をカットして、ボール盤で穴を空けるだけ。加工作業より寸法を測ったり、決めたりする方が面倒なくらいです。

もっとも、加工作業も長穴をあけねばならない箇所がいくつかあり、それがちょっと手間が掛かりました。
何しろ道具といえばボール盤と金ノコと小型の万力、それにヤスリだけ。
せめてボール盤のバイスがクロスバイスならもう少しサクサク作業が進められたと思います。

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やっつけ仕事的に片付けましたが、パッと見は上手く出来たと思います。
(長穴部分はかなり歪ですが)

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出来れば塗装をしておいた方が良いのですが、凝った作りではないし、あまり目に付かないところだし、直ぐに汚れると思われるのでサボってそのままで組み付けました。(^^;

今まではフレームとの間にワッシャーを挟んだだけのリジット固定でしたが、ステーにストレスがかからぬようにゴムを挟むことにしました。

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今回は元々のステー類の他に、オイルクーラーのコアを下側から支える“受け”も作りました。(とわいっても、ただのアングル材を“棚”のように付けるだけ。一応、振動吸収を考慮してゴムシートを張りました)

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カタナのフレームにはオイルクーラーの固定用の穴が上下に設けられているのですが、このオイルクーラーは上側の穴でしか固定していなかったのです。

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※今回はこの赤丸の部分の取り付け穴を利用してクーラーを支える“棚”を付けました。

もう少し凝った作りにしようか?とも考えましたが、単純なものとしました。
(取り付けた状態の写真は撮り忘れてしまいました...)

 

<後日追記> こんな感じです。

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まぁ多少の下支えにはなるでしょう。

組み付けた状態では加工の粗も見えず、まずまずの仕上がりに見えます。

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これで安心して乗ることが出来ます。