先週末、カタナのエンジンオイルの交換を行いました。
前回のオイル交換で入れたのはGulfのARROW GT50(10W-50)です。
以前の記事:エンジンオイルを交換しましたが....
凡そ3,300kmを走りました。
エンジンの回転フィーリングに少しノイジーな感じが出てきたし,シフトペダルの感触(ニュートラルから1速に入れるとき,またはニュートラルに戻すとき)のショックが少し大きくなってきたような気がするので,思い切って交換することにしました。
このオイルの印象ですが,悪くないと思います。
セルの回りが重くなってしまうという思わぬ弊害はありましたが,エンジンのフィーリングもスムーズだったし熱ダレというのも感じず,安定した性能を維持していたと思います。北海道のハイスピード・ツーリングでもエンジンの調子は安定していました。(油圧計とか付けていないので,感覚的な判断ですが)
それに耐久性の面でも良好だと思います。(以前使ったCastrolのRS なんかははもっと劣化が早かったです。)
オイル選び
で,今度は何を入れるか。
同じGulfのGT50でも良いのですが,セルの回りが重い(*)ので他のオイルを試してみたい。
(*) これは最後まで解消しませんでした。でも、逆にいえばオイルの粘度が落ちず、性能が維持されていた、ともいえるのではないかと思います。
そう考えながらカー用品店やバイク用品店でオイルを眺めてみましたが,やはりオイルって高いですね。
カー用品店で売っている3,000円~4,000円くらいのオイル(部分合成油や鉱物油)は,過去の経験ではどれもいまひとつ。
エンジンの回転の滑らかさが無かったり,直ぐにヘタってしまったり。
Gulfのオイルは化学合成のものとしては安目ですが,それでも4L缶で6,000円を超えます。
他の良さそうな化学合成のオイルは大体7,000円くらいから1万円を超えるものも。
オイル交換は大抵は年に2回から3回。そこそこ良いオイルは入れたいけれど,ここまでの値段はちょっと(かなり)キツイ。
何とか,もっと安く買えないものか。
そういうとき、私はヤフオクで探してみます。(^^;
するとさすがに安い。
GulfのGT50が4,000円を切る値段で出ているし、他のオイルも安価での出品物が多いです。
そうして探した結果、今回はWAKO'SのプロステージSというオイルを選びました。
WAKO'Sのオイルは今まで何度も使って好印象をもっていたし、何といっても化学合成オイルで3,200円/4Lという値段も魅力的。
ただ、量り売りで別容器に詰めて売っているものなので、“本物なのか?”という心配は付きまといます。(もっとも、入れ物が本物っぽくても安心はできないですが。)
自分って本当にチャレンジャーだと思います。(笑)
オイルの粘度は10W-50の設定が無いため、10W-40か15W-50のどちらにするか迷った結果、両方買って試してみることにしました。
送料を考えるとその方がお徳だし、それにオイル交換の都度購入手続きするのも面倒なので。
※こんな容器に入れられて送られてきました。
因みに、この容器には1L単位の目盛りが付いていて、オイル注入量を量るのに便利でした。
オイルを交換
今回はオイル・フィルターは換えずに、エンジン・オイルの交換のみとしました。
入れるオイルは、これから寒くなっていくので10W-40にしました。
古いオイルを抜き、新しいオイルを入れるだけなので、エキパイを外す必要がなく作業は簡単に済みました。
※エキパイは外さないで、新聞のチラシをあてて抜いたオイルがかからないようにしています。
※オイルを抜くときは、注入口の蓋を開けておきます。こうすることでオイルが早く抜けます。
※この漏斗は100円ショップで買ったもの
※オイル量はこの窓で確認します
入った量はちょうど3Lくらい。オイル注入口そばには “3200ml” と表記がありますが、オイルフィルターを交換していないのでこんなものでしょう。
で、試乗した感想は...
- なぜか、オイル交換の直後はシフトフィーリングが非常に固くなりました。ニュートラルに戻し辛い。
でも、30分くらい走っているうちに解消し、スムーズにシフトできるようになりました。 - その他のエンジンのフィーリングは良い意味で“普通"。
エンジンに吹け上がりとかは、驚くような滑らかさではありませんが、納得・満足できるレベルのスムーズさです。 - セルモーターの回りが重い、という問題は解消しました。やはりGulfのGT-50の特性が原因だったようです。
後は、距離を重ねてどうなるか。3,000km以上は持ってもらいたいところです。