ちょっと前の休日のことですが、カタナのサスペンションのセッティングを調整してみました。
バイクのサスペンションのセッティングってとても大事です。
乗り心地だけではなく、コーナーでの曲がりやすさも変わってくるし、乗り手が感じるタイヤのグリップ感も変わってきます。
うまい具合のセッティングになるとすごく乗りやすくなって、“コケる”気がしなくなります。(大げさに言えば、自分の足で歩いているような感覚です)
今回のセッティング変更は、コーナリングのときにリア・タイヤが外へ逃げていくような感覚があり、これを解消しようと思ったのです。
タイヤの空気圧を調整して以来、こんな感じになってしまったのです。
タイヤとサスペンションはセットで調整しないといけないんだなぁ、と改めて思いました。
自分なりにいろいろと試行錯誤してきた経験からすると...
フロントフォークを少し柔らかめのセッティングにするか、若干後ろ下がりの車高に調整すると良くなりそうな気がします。
今回は手軽にできるリアのサスペンションのプリロードを抜いてみました。
専用のレンチで調整用のリングを回すだけなので、作業は簡単です。
1回転ほど緩めてみました。
たったこれだけですが、ある程度セッティングの出ている状態だとずいぶんと感じは変わるのです。
※スプリングの上の調整用リングを回してスプリングのプリロード(初期縮み)を調整します。
この日は川崎に出掛ける用がありました。
普通なら電車で出掛けるところですが、天気は良くて、暑くも寒くも無く、風も無くて正にバイク日和。
ということで、カタナで出掛けることにしました。サスペンションの具合も確かめてみたいし。
因みに、バイクは「ラゾーナ 川崎」の駐車場に止めました。ここのバイクの駐車場は3時間半までは無料なんですね。有りがたいです。
用事は済みましたが、まだ昼過ぎ。
カタナの方は調子良し。
リアサスの調整は目論見が当たったようで、コーナーでもニュートラルな感じになり、大分乗りやすくなりました。
天気も良いし、このまま帰るのは勿体無い。
ということで、ちょっとその辺を流していくことにしました。
この時間からならそんなに遠くへは行けないので、横浜の方に行くことにしました。
行き先は本牧埠頭の先にある「横浜港シンボルタワー」。
きれいに整備された公園なんですが、埠頭の先端にあるせいか、あまり混雑していなくて静かなところです。
芝生では家族連れがバトミントンとかボール遊びとかをしていて、平和だな~と和んだ気分になります。
駐車場ではカークラブのミーティングがよく行われています。この日はホンダ車のミーティングが行われていました。
タワーのふもとの芝には芝桜が咲いていました。
タワーの前の貝殻のオブジェが印象的です。
タワーの中はこんな感じ。
結構、TVや映画なんかの撮影で使われているようです。
埠頭だけあって周りにはコンテナなんかが並んでいます。
いつも思うのですが、クレーンはまるでキリンみたいです。
反対方向の海に目を向けると、貨物船とか船が何隻も浮いています。
ここの海の風景をみると、 “う~み~は~ひろい~な大きい~な~♪”という童謡を思い出すのです。私にとってあの童謡の海はこんなイメージなんですね。
自販機が並んでいる休憩所はいつもこんな感じ。混雑とは無縁なところです。
BGMも流れていないし、静かに休日の午後の時間が過ぎて行きます。
駐車場に戻ったら、GS750が止まっていました。今や見かけることも少なくなりましたが、なかなかコンディションの良い車体です。ヨシムラの集合菅が良く似合います。
因みにここの駐車場、バイクは無料なんです。
クルマは有料ですが、そんなに高くは無かったはずです。
とにかく、ここは静かで気持ちの良いところ。
不思議な落ち着きを感じるところで、江の島と並んで私のお気に入りの場所なのです。