さて、ステムとフォークを同じの90年式のGSX-R1100(GV73A)のパーツでそろえたので、次はホイールです。
ホイールもGV73Aにすれば、すんなりカスタムは終了するのですが、残念ながらこれは17インチホイール。
18インチのホイールサイズに拘る私は、同じGSX-Rでも型式が違う別のモデル(GU74A)のホイールを選びました。
そのため、組付けにはいろいろと工夫することとなります。
※事前にネットで情報収集したところ、同じような組み合わせのカタナを作っている人も結構いたので、何とかなるだろう、とは思っていましたが。
因みにカタナより新しいバイクで18インチホイールを採用している車種は殆どない状況で(みんな17インチ)、85~87のGSX-R750(GR71)、86-88のGSX-R1100(GU74)、あとはホンダのCB1000SF(ビッグ1)位ではないでしょうか。
私はGSX-Rのホイールを使っていますので、これについてちょっと詳しく書いてみます。
初期型GSX-R750/1100のホイール
・ホイールのリムのサイズ(幅)は、85-86のGSX-R750が2.50、それ以外(87のGSX-R750や86-88のGSX-R1100)は2.75。
・アクスルシャフト径は87と88のGSX-R1100だけがΦ17。それ以外はΦ15。
・ブレーキローターの取り付けの互換性はあり。
(※因みに85-86のGSX-R750は300mm。それ以外は310mm)
・88のGSX-R1100だけが3本スポークで、その他が6本スポーク。
88のGSX-R1100以外は同じデザインの6本スポークですが、微妙に違いがありますので注意が必要です。
これらについては、「BIKERS STATION」の2005年の9月号で油冷エンジンのGSX-Rの特集をやっていて、とても詳しく掲載されています。
私は初めは6本スポークのホイールをつけていました。
▲最初はノーマルフォークにGSX-R1100のホイールを組み合わせていました
▲改めてみるとこの6本スポークのデザインも悪くは無いですね。カタナには結構似合うと思います。
そのうち、3本スポークのシルエットに惚れ込み、換装を決意しました。
これもヤフオクで入手しようとしたのですが、人気が高くてなかなか落札できませんでした。
ようやく落札できたのは錆だらけのコンディションの良くない物。
▲(Before)オークションの商品説明写真。かなり塗装は痛んでいました。
これの錆落としや塗装を自分でやって仕上げました。少し手間はかかりましたが、これはこれで楽しかったですね。
▲(After)こちらは組み付けた直後。塗装もピカピカで気分良かったです。
ヤフオクのおかげ?
考えてみると、ヤフオクは本当に画期的なサービスだと思います。
バイクのプライベート・カスタムが盛んになったのは、改造に関する規制が緩和されたこともあるけど、ヤフオクというシステムで中古パーツが探し易く、入手し易くなった、というのも大きいんじゃないかと思います。
売るほうも、今まではガラクタだったバイクの中古パーツがそれなりの値段で売れていくわけですし。
次はホイールやブレーキの組み付けについて書こうと思います。