V-UP16の設置場所は決まりました。後はどうやって固定するか。
V-UP16には固定用としてなのか、M6のネジ穴が4つ設けられています。
固定用のブラケットを作って、それにネジ留めすることとにしました。
(ブラケットをバイクの車体にどうやって取り付けるか?ということについては追々書いていきます)
そのブラケットといっても手持ちの端材のアルミ板で作るもので、L字型の簡単な形状を考えています。
それでもV-UP16の本体のサイズや取り付け穴の位置関係とかはしっかりと決めなければならないので、製作図面は書く必要はあります。
紙と鉛筆で十分なのですが、どうせならCADを使って書いてみよう、と考えました。
パソコンで書いたほうが図面の修正とか寸法出しが楽というメリットはありますが、何よりもCADを使ってみたかったのです。とにかく興味があったのです。
「JW CAD」を使ってみたが...
今まで、簡単な図面はワープロソフトの図形描画機能を使って書いたりしていましたが、CADは殆ど経験はなし。
ソフトも持っていないので、まずはソフトの入手をしなければなりません。
何か適当なフリーソフトは無いだろうか?と調べてみたところ、「JW CAD」というソフトが有名らいので、早速ダウンロード。
こんなソフトウェアまで無償で利用できるとは本当に素晴らしいです。
しかし、いざこのソフトを使ってブラケットの図面を書こうとしても、使い方がどうもよく判らない。というか、馴染めませんでした。
機能説明も読んでも、なかなか自分のやりたい作業になかなか結び付かないんですね。
使い方の概念とかが分かれば理解も進むのでしょうが、結構時間がかかりそう。解説書とかの本でも買わないと難しいかな、と思いました。
それにこれは元々建築用のCADらしいですね。
「Root Pro CAD」
そういうこともあり、機械製図に適した別のソフトが何か無いかと探したところ、「Root Pro CAD」というソフトがありました。
有償の製品版の他、一部機能が制限されたフリー版も提供されています。
簡単なチュートリアルも提供されていて、なかなか使い易そう。
ということでこちらのCADをつかってみることにしました。
これは自分にとってはとても使いやすく感じました。チュートリアルも自分のやりたい作業に近い内容だったことも良かったです。
おかげで製図の作業も楽しかったです。
大した図面ではありませんが、やたらと寸法線を入れてみたり、穴を追加してみたり遊んでしました。
しかし、こんな立派なソフトがフリーで入手できるって本当に凄いと思います。
またそれを自宅に居ながらインターネットで瞬時に入手することができ、そして作った図面を自宅のプリンターで印刷する....
私が子供の頃には考えられない、その当時ではSFの世界/ドラえもんの世界が実現しているんだな~と、ふと感心てしまいました。