GWもいよいよお終い。明日からまたいつもの日常生活が始まります。
このGWの最初の日曜日(私的にはまだ連休は始まってはいなかったのですが)、近場をバイクで走ってきました。
既にGWの連休に入っている人が多いのか、クルマの数が多かったように思います。また、それに合わせてかパトカーや白バイの数が多かったです。
信号待ちで、クルマの間をスルスルと進んでいくと、先頭はパトカーで肝を冷やしたりしました。
特に目的がある訳ではないので、気持ちよく走れそうなルートを流してきました。
少し郊外に出ると途端にクルマの数が減り、のんびりと気持ち良く走っていました。
するとやけに気になる、というか目を引くお店を発見。
どうやらリサイクルショップのようですが、雰囲気が只ならぬものがあり、通り過ぎたのですがUターンして寄ってみることにしました。
何気なく寄ったのですが、凄いところでした。
家具や家電といった一般的な商品の他、室内に入りきらないおびただしい壺、外の敷地にはガーデニング用の柵やらゲートやテーブルやイス。
アンティークの電気スタンドや棚、物入れ、アフリカやアジア諸国の彫刻像や、象牙の置物、ぼろ切れのように段ボールに積まれた古着。
ゴミなのか売り物なのか良く判らない錆だらけの工具、軒先にはサーフボードまで吊るされているし、自転車、原付バイク、クルマまでが売られています。
まさに足の踏み場も無いとはこのこと。しかし、どれもが適当にヤレていて、埃をかぶり、一見すると商品というより廃棄物状態。でも、見る人が見れば“お宝”があったりするのかもしれません。とにかく見れば見るほど物凄い量で、圧倒されました。
この店、従業員の方々はどうも地元のシルバー世代のおじさん、おばさん達のよう。(最初はお客なのかお店の人なのか判らなかった)
お店の中を歩いていたら、ポップコーンできたよ~! なんて声がして、おばさんが紙コップに入れたポップコーンを居合わせたお客さんに配ったりしていました。私も頂き、もぐもぐつまみながら店の中をブラブラ。
ちょっと見るだけのつもりだったのですが、いろいろと商品を眺めているうちに一時間くらいは経ってしまいました。
リサイクルショップを後にして、次に立ち寄ったのは相模湖近くのレストラン。
ここも昭和の香りが漂うお店です。前から何となく気になっていたお店で、ここで昼飯にしました。
店の中は広々していて、インテリアもちょっと懐かしい感じ。昼食時にはほんの少し早めだったせいか、お客は自分を含め二人だけ。BGMもかかっていなくてとても静か。聞こえてくるのは厨房で料理する音だけ。でもとてもくつろげます。
注文したのはハンバーグ定食。
ハンバーグの形はちょっと歪だし、付け合せに何故かカボチャと小松菜(写真では見えないですが)が添えられていたり、ちょっと不思議な感じがしました。
でも何かいいんですね。手作り感満点のハンバーグもチェーン店のファミレスのとは違い、荒めの挽肉で食べ応えがあるし、野菜も味噌汁の具もホッとする味でした。
上手く表現できないですが、きちんとした食材のきちんと調理されたご飯を食べた、という感じがしました。
さらに走っていると、これまた日本昔話に出てきそうな桜を見かけたり、と癒されたバイクお散歩の一日でした。