いよいよ車検場に向かいます。向かうは「多摩自動車検査登録事務所」。
車検そのものは大した事はありません。いつも終わったときは、簡単だったな~、余裕だ!って思うくらいです。しかし、毎回2年程の時間が開くので記憶が曖昧になってしまうこともあり、何かあるんじゃなかろうか?と漠然とした不安にかられながら受検するのもいつもの事なのです。
車検場に入る前に、今回は車検の前にヘッドライトの光軸調整を車検場近くの自動車屋さんで行います。(ヘッドライトの調整を自分で行うのが面倒になったので)
お世話になるのは「米山自動車」さん。
到着した時は12時を少し回った頃。まだ昼休み中だよ~、なんていい言いながらも、ここにバイク真っ直ぐ持ってきて、と直ぐに調整をやってくれました。
テスターでの調整は初めての経験。テスターのモニターを見ていると、ずいぶんとシビアなものだということがわかりました。微妙な調整を繰り返しながら、基準のど真ん中に合わせてくれました。
ついでに書類も(自動車検査票、自動車重量税納付書、継続検査申請書)ここで書かせてもらい、自賠責保険の更新も行って準備は万全です。
ちなみに光軸調整の料金は2,000円。書類の用紙はサービスのようでした。
何かあったらすぐ来なよ~、と心強い言葉を掛けていただき、車検場に向かいます。
着いたら、まずは重量税と検査手数料を払います。(重量税納付書や自動車検査票に印紙が貼られます)
▲事務所入り口にこのような案内が出ています。
▲重量税や検査手数料はこちらで払いました。
窓口で、バイクの継続検査です、と言えば直ぐに手続きしてくれます。
次に、車検証や自動車税の納付証明書等を含めた書類一式を事務所の窓口に提出して受付を行います。
上の案内図の“当事務所”の“交付4”窓口の右側にある窓口です。“ユーザー車検”という標識が出ています。
ここで検査の予約番号の確認と必要書類の確認が行われます。
▲このようなクリアケースがあると書類は持ち歩きが楽です。
受付が済んだら、いよいよ検査ラインに向かいます。
検査の要領としては、↓に書いてあるのとほぼ同じ。
検査ラインの建屋の手前で外観やウィンカーの点滅、ホーンの鳴動等の検査から行われます。
検査官がやってきて、ハイ、ウィンカー点けて~...次、前ブレーキ掛けて~、はい後ブレーキ、って感じで検査票にポンポンと検査印を押しながらパパッとチェックが進みます。
その他にフレームの車台番号の確認が行われ、ハンドルロックの確認が済むと、エンジンをかけて検査ラインの手前まで移動し、マフラーの騒音測定を受けます。(排ガスの測定もあるのですが、2000年製造以降のバイクが対象なので、私のカタナは対象外です)
どれも問題なくパスし、いよいよ検査ラインへ。本来は検査票を自分でテスターの印字機に入れて、検査項目の設定などを行うのですが、ここはありがたいことに検査官がやってくれるので、自分はラインの検査に集中することができます。
前後のブレーキ、スピードメーターの検査と続き、最後に鬼門のヘッドライト検査。でも今回は事前に調整しているだけあって直ぐに「○」が出て、あっけなく検査は終了。
総合判定の判子をもらい、再び受付に行って書類一式を渡すと(現車検証と検査票だけで良いと思いますが、面倒なので一式渡しました)、待つこと数分で新しい車検証とナンバープレートに貼るシールを渡されました。
▲新しい車検証とシール。これを受け取るとホッとします。
ナンバープレートのシールは家に帰ってから貼りなおそうかな、とも思いましたが、そこまで勿体ぶらなくてもいいか、と駐車場でシールの貼り直しを行いました。
これで車検はめでたく終了しました。
補足
車検の予約
車検を受けるためには、事前に予約が必要で、↓から予約ができます。
もっとも、予約をしていなくても空いていれば車検を受けることはできるようです。
整備記録簿
整備記録簿は無くても車検は受けられるそうです。
ただ、車検証の備考欄の[検査時の点検整備実施状況]が“点検整備記録簿記載なし”となるそうです。以前はこういう記載はなかったんですけどね。
今回の車検にかかった費用一覧
- 重量税 : 5,000円
- 検査手数料 : 1,700円
- 自賠責保険 : 13,800円
- 光軸調整 : 2,000円
合計で22,500円でした。