私はネットオークションが好きです。
出品することもありますが、どちらかというと買う方での利用が多いです。暇な時など、何か掘り出しものはないかな?とオークションサイトを覗いたりしています。
今回も何気なく覗いていて見つけてしまったのがコールマンのピーク1 Model576というシングルバーナーのガソリン・ストーブです。
ピーク1という名称が示す通り、今使用しているModel400のピーク1ストーブの元祖となるストーブで、ビンテージ品ともいえるもの。
オークションに出てくるときも強気な価格設定がなされている事が多いのですが、今回は低い値段で出品されていて、これは掘り出し物!これを見逃す手はは無い、とすっかりその気になってしまったのです。
もちろん、そう考えた人は大勢いたわけで、オークション終了時刻が近づいてくると多くの入札があり、掘り出し物のお値打ち価格はあっという間に上昇してしまいました。
見送ろうかな、とも思ったのですが、応札しておかないと後々心残りになる?と思える値段だったし、どうせもっと高い値段で応札されるはず、なんて思いながら入札したら、アレ??そのまま落札してしまいました。
嬉しいような、困ったような気分。
このModel576というストーブ、基本的な構造や機能は今使用しているストーブと同じです。
既にピーク1系のガソリンストーブは3台も所有しているのになぜ買ったかというと、このストーブにとても趣きを感じるからです。ポンプの位置とかタンクの形状とかクラシカルな雰囲気を感じさせるシルエットで、緑色のタンクが実に良い雰囲気を出しています。
なので、このストーブは使うためでは無く、どちらかというと鑑賞用として欲しかったのです。
数日後、オークションの戦利品が届きました。
丁寧に梱包されていました。出品し方のこのストーブへの愛情を感じるような気がします。本体も目立つ傷や錆などもなくて良い状態でした。
Model576の実物を見るのは初めてですが、思った通り良いストーブですね。眺めているだけで飽きません。クラッシックカーを眺めているのと似ています。
しかし、ずらりとピーク1ストーブを並べてニコニコ眺めているのは盆栽趣味に一歩近づいているような気がしてなりません。