自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

大東京綜合卸売センター ~ 肉屋さん

 この市場で私の一番の目当ては肉屋さんかもしれません。

 魚も好きだけど、やはり一番好きな食材は肉。スーパーなどよりも安いので、買うときは1kg単位でまとめ買いをしたりします。安く沢山のお肉を買えるのはやはり嬉しいです。

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 市場の中に何件かある肉屋さんを見て回り、何処で何を買うかを決めます。それぞれ品揃えが違うし値段も違うので。肉の質だって気になります。ここの挽き肉は安いけれど脂身が多そうだとか。

 そうやって吟味して、豚のこま切れはここで、牛肉はあの店で、といった具合に買い物をします。

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 どのお店も量り売りがメインです。トンカツ用のロース切り身やステーキ用の牛のサーロインなどビニールパックにして売られているものもありますが、挽き肉とかこま切れ肉とかバラ肉の薄切りとかは量り売りです。

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 昔々の子供の頃、母親に連れられて行った買い物では、肉はこういう量り売りだったなぁ~と懐かしく思い出します。(今はスーパーでの買い物ばかりなので)

 魚もそうですが、やはり食材の買い物はこうでないと。

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 懐かしいだけではありません。肉屋のおじさん(お爺さん?)はなかなかの達人です。

 豚ひき肉1キロください! というと、ハイよと、ビニール袋に無造作に肉を放り込んで秤に乗せると900gとちょっとの量。更にひょいと一掴みの肉を足すと見事に1kg(数グラムオーバーしているだけ)。

 流石だなぁと感心したのも束の間、お爺さんはサッと肉を秤から下ろすと、素早く、さりげなく一つまみの肉を追加投入して、クルクルっと袋の口を縛って手提げのビニール袋に入れて、ハイ、毎度。

 注文してから10秒も経ったかな?と思うほどの鮮やかな早業。少々無愛想ですが、なかなか粋な職人さんです。

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 全くの余談ですが、どこの市場でも一番威勢の良いのが魚屋さんで、その次は八百屋さん。肉屋さんは一番控え目な気がします。何でなんだろうな?とちょっと不思議に思います。