自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

フロントアクスル20Φ化計画~やっぱりそう簡単ではなかった

 メーターギアに関する続きです。

 

 前回書いたように、メーターギアの問題を手っ取り早く解決(妥協?)しようとGV73A型GSX-R1100のメーターギアを手に入れたのですが、やはりそう簡単に事は進みませんでした。

 

sword749.hatenablog.com

 

 

 メーターギアを手に入れたのは良いけれど、果たしてつかえるのだろうか?(組みつけられるのだろうか?)

 これは実際にホイールに勘合するか現物で確認してみるしか方法は有りません。そういう訳で実際に確認してみたのですが、結果は残念なものでした。

 

 メーターギアとホイールの勘合部分の寸法が全然合いませんでした。

 

 入手したメーターギアのホイール勘合部分の“歯”の部分の径は55mm程。

f:id:sword749:20140524143522j:plain

 

 一方、88年式GSX-R1100(GU74)の18インチホイールのギア勘合部分は約53mm。

f:id:sword749:20140524143614j:plain

 

 これでは嵌りませんね。

 

f:id:sword749:20140524143446j:plain
▲これはホイールとペア(GU74)のメーターギア。径は51mmほどです。(グリスまみれで汚い写真で失礼しました)

 

 更にメーターギア全体の厚みも増していて、組み付けるためには大幅に加工しないといけないようです。

f:id:sword749:20140524144103j:plain▲これはGU74のギアで、31mmくらいの厚みに対し...

 

 

f:id:sword749:20140524144047j:plain
▲GV73Aのギアは4mm位厚みが増しています。

 

 

 同じスズキのバイクのパーツだから...と期待をしていたのですが、やはりダメでした。車種が違うし、年代も違うので当たり前と言えば当たり前です。

 

 こうなると、GU74のギアのアクスルシャフト径を拡大する、という方法を追及した方が良いかも知れません。

 

 <次へ続く>