メーターギアに関する続きです。
前回書いたように、メーターギアの問題を手っ取り早く解決(妥協?)しようとGV73A型GSX-R1100のメーターギアを手に入れたのですが、やはりそう簡単に事は進みませんでした。
メーターギアを手に入れたのは良いけれど、果たしてつかえるのだろうか?(組みつけられるのだろうか?)
これは実際にホイールに勘合するか現物で確認してみるしか方法は有りません。そういう訳で実際に確認してみたのですが、結果は残念なものでした。
メーターギアとホイールの勘合部分の寸法が全然合いませんでした。
入手したメーターギアのホイール勘合部分の“歯”の部分の径は55mm程。
一方、88年式GSX-R1100(GU74)の18インチホイールのギア勘合部分は約53mm。
これでは嵌りませんね。
▲これはホイールとペア(GU74)のメーターギア。径は51mmほどです。(グリスまみれで汚い写真で失礼しました)
更にメーターギア全体の厚みも増していて、組み付けるためには大幅に加工しないといけないようです。
▲これはGU74のギアで、31mmくらいの厚みに対し...
▲GV73Aのギアは4mm位厚みが増しています。
同じスズキのバイクのパーツだから...と期待をしていたのですが、やはりダメでした。車種が違うし、年代も違うので当たり前と言えば当たり前です。
こうなると、GU74のギアのアクスルシャフト径を拡大する、という方法を追及した方が良いかも知れません。
<次へ続く>