2015年8月9日(日) 北海道の2日目
AM5時頃にカァカァというカラスの鳴き声とバサバサと羽ばたく音で目を覚ましました。キャンパーの昨夜の料理の残りを漁ろうとしているのか数羽がキャンプ場をウロウロしているようです。
外に出てみると曇り空だけど、風は穏やかだしまずまずの天気か。
▲このキャンプ場は牧場に隣接しています。ずーっと奥のほうに見える白と黒の点々は牛です。
顔を洗うと、カメラを持ってキャンプ場の向かいの海岸へブラブラと散歩に出かけます。
▲“公園”でもあるので、サイトの真ん中にはこのようなステージが。
▲新しく出来たホテルの「憩いの湯」。良いお風呂でした。左奥に見えるのが昨日ホタテを買った売店。かつては浴場でした。
キャンプ場(というか道の駅)の向かい側の海岸にはいろいろなモニュメントがあります。
これは「インディギルカ」号の慰霊碑。猿払村のカントリーサインにも使われています。
ホタテの産地だけあってこんなものもあります。ホタテの化石の塊です。
これらのモニュメントがある海岸と道の駅を隔てる国道を渡るための地下歩道があります。
冬の降雪対策なのでしょうか地下歩道の出入り口にはドアが付いています。
▲多分、冬は吹雪いて大変なのでしょう。
以前来た時にこの歩道は歩いてみました。コンクリートで出来た薄暗い地下歩道で、面白いものは無かったと記憶していますが、せっかく来たのだし、と歩道を通ってキャンプ場に戻ることに。
すると驚きました。
壁や天井一面にきれいな絵が描かれていました。
あまりにも素晴らしかったので沢山写真を載せます。
海の中の景色と
海から大地へ
頭上には鯨が泳ぎ
星座も。
薄暗い歩道を逆手に取った素晴らしいアイディアです。
なんだか美術館にでも入ったみたいで凄く得した気分。しかも早朝なので他に人の姿は無し。じっくり絵を眺めることが出来ました。
やっぱりあちこち散策してみるものです。
ホタテは美味しかったし、猿払でキャンプした甲斐がありました。
キャンプ場に戻り、お湯を沸かしてコーヒーを淹れ、昨日コンビニで買っておいたパンで朝食です。
朝食を食べながらラジオのニュースをチェック。今日は全道的に天気の心配は無さそう。予定とおり今日は網走に行く事にします。
▲周りのライダー達は早々とテントを撤収しています。
▲早くも出発していく人も。
朝食を終え、私も荷物を片付け、テントを畳んで出発の準備をします。文章で書くと一行ですが、何だかんだで一時間くらいかかってしまいました。
割れたバイザーはビニールテープで留めてみたら案外しっかり固定されました。ちょっと格好悪いけど、割れたままよりは遥かにマシです。
<続く>