自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

2015北海道ツーリング・リベンジ~三日目(その2 再び宗谷へ)

 今日の目的地の網走までは270km程。そんなに頑張らなくても夕方には余裕で着けるはず。なので、昨日十分に時間を取れなかった宗谷丘陵にもう一度いく事にします。

 

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▲国道沿いのホタテの加工工場の横にはホタテの貝殻の山が。(ブルトーザー脇の三角の白い山がそうです)こんな山が幾つもありました。

 


 昨日走ってきた国道を北上。同じ道を走るのはつまらないので、途中から丘陵地帯を通る道道1077/889号線に入ってみることにします。

 しかし道の入り口が分からず、違う道に入ってしまい迷うことに。

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▲迷いながら走っていたら、猿払村の役場のところに出てしまいました。

 

 結局再び国道に戻って宗谷に向かいます。同じ道でも反対側から見る景色はまた新鮮に見えます。

 

 宗谷岬の手前で丘陵に上がる。残念ながら今日も曇り空ですが、広大な牧草地帯の風景は何度見ても圧倒されます。写真ではその広大さを収めきれないし、文章でも上手く表現できないのが残念ですが、ともかく余りにもスケールが大きく凄い景色でした。

 個人的な印象ですが、牧草地帯の広さとしてはナイタイ高原と同等かそれ以上にも見えました。

 


 ゆっくり宗谷丘陵の眺めてから宗谷岬に向かいます。やはり最北端の岬は外すわけにはいきません。

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f:id:sword749:20150809084829j:plain▲朝から大勢の観光客で賑わっています。

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 岬のモニュメントがある当たりの海抜は低く(1m位?)、階段で水際まで降りることができます。

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 こうなるとやりたくなるのが海に手を入れる事。日本の最北端の海にこの手で触れたぞ、と一人悦に入ります。

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 時刻はまだ9時前ですが、ちょっと小腹が空いてきたので目の前の食堂で軽く食事する事にしました。入った食堂はその名も「最北端」。

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 なんだか無性にさっぱりとしたラーメンが食べたかったので、塩ラーメンを注文。シンプルでオーソドックスなラーメンでしたが美味しかったです。

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 ラーメンの後は隣の土産物屋さんへ。キーホルダーやステッカーやら観光地の定番のお土産がいっぱい。格好良いステッカーがあったので購入。

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 土産物屋が並んでいる後ろの丘に上がってみました。こちらにもいろいろなものがあります。

 旧日本海軍の望楼(国境の監視所)や、大韓航空機撃墜事件の慰霊碑とか。
すぐ向こうはロシア(ソ連)ななわけで、紛争とか国境とか実感させられます。

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 丘から海の方を見ていたらガソリンスタンドが目につきました。

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 そうだ、最北端のガソリンスタンドで給油しよう!

 まだガソリンは十分に残っているけど、バイクやクルマでの旅なら最北端のスタンドでの給油は良い記念になります。

f:id:sword749:20150809093246j:plain▲ここのGSでは給油の記念に貝殻のキーホルダーをくれます。

 

 給油後、再び丘を上り丘陵地帯へ。道が分からなかった道道1077に入ります。これは初めて走る道。丘陵の真ん中を通る道で景色が凄い。

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▲晴れていれば奥の海の色がきれいでもっと素晴らしく見えたと思います。

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▲遠近感おかしくなるくらいの広さ。

 

 広い宗谷丘陵の真っただ中を通るこの道は、牧草地帯を抜けても見晴らしは良いし舗装の状態も良いし実に気持ち良く走れる。

 この道はS氏にも教えてあげよう。ZZR1400で走るとさぞ気持ち良いだろう。

 コンタローは...くまなく北海道を走り回っているからおそらくこの道もチェック済みのはず。“ああ、あの道ですか...まだ走っていなかったんですか?” と澄まして言われそう。シャクなので黙っていることにします。


 宗谷方面に戻って良かったです。

 

 国道に出てオホーツク海沿いを南下。キャンプした猿払公園を横目で見ながら走り抜ける。

 

 しばらく走るとエサヌカ線という道路があることを思い出し、そっちの道に入る。国道より少し海側の原野の中に真っ直ぐ通っている道路で、サロベツ道道106号線とは違った雰囲気の道路。道幅は少し狭いけど、草原の中を一直線に道が伸びていて、果てしなく続いています。思わずオオッ~と唸ってしまうような道と景色です。

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f:id:sword749:20150809104245j:plain▲交通量が少ないので、みんな大喜びでこんな風に道の真ん中で写真を撮ったりしています。皆さんいい歳なんですが、やってることはまるで高校生です。

 

 

f:id:sword749:20150809104437j:plain▲私もやってみました。

 

 この道への入り口の案内標識は無いので、国道を普通に走っていると気付かずに通り過ぎてしまいそうなものなのですが、結構たくさんのライダーがやって来ました。

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 交通量は少なくて、たまにやって来るバイクが来る以外はとても静か。何も無い広い草原に真っ直ぐな道が一本通っている風景はちょっと不思議な感じ。

 草原にふく風が心地良く、しばらく静かな草原の風景を楽しみました。(ちょっとアブが多かったけど)

 

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 <続く>