自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

2015北海道ツーリング・リベンジ~7日目(スパカツ?それともカツスパ?)

 釧路湿原を後にしたのは11時頃。予定よりも少し時間が押しているので他の寄り道(和商市場とか)は止めて先を急ぐことにしましたが、何故か渋滞が凄い。北海道とは思えぬくらい。やはりお盆休みだからだろうか。

 

 何とか国道38号に出て、襟裳方面に少し走ったところにある「道の駅 白糠」で早めの昼食。ここではかなり本格的な「豚丼」を食べることができるのです。

f:id:sword749:20150813120845j:plain

 

 ところが店内に入ってみるとスパゲティの上にトンカツが載り、ミートソースがたっぷりかけられたものが大人気の模様。お客さんの半分くらいがそれを食べていました。

 そういえば、コンタロー氏が“釧路でスパカツを食べるんだ”と張り切っていたが、これがそれなのか。すごく美味しそう。

 

www.hokkaidolikers.com

 

 スパカツにも大いにそそられたけれど、ここは初志貫徹ということで豚丼をオーダーしました。

f:id:sword749:20150813113657j:plain▲肉はご飯の上に載っているだけではなく、ご飯の中にも二切れほど隠れていました。

 

 豚丼は見た目以上にボリュームがありましたが、結構あっさりしていて、ペロリと食べられました。

 大満足で店を出ました。しかし...と疑問が湧き上がります。

 何故に帯広の名物の「豚丼」を白糠の道の駅で提供しているのだろう?と前々から不思議に思っていたけれど、釧路の「スパカツ」までもとは。二つの市と何か縁があるのだろうか?(位置的には両者の間にあるけれど) それとも良いものはどんどん取り込んで行こう!という柔軟な考えなのだろうか。

 そのように思いを馳せていたら、地元らしいお客さんが店の看板を指差し “あっ!逆になっている!” と声を上げました。よくみると“スパカツ”ではなく“カツスパ”となっています...

f:id:sword749:20150813120824j:plain

 

 商標の問題があったのか、それとも釧路のグルメを大々的にアピールすることに気が引けたのか。

 ともかく、帯広や釧路に寄られなくてもここで食べることができるのはとても便利。どうせなら根室エスカロップも取り入れてくれたら、と思います。

 

 

 この後は渋滞に巻き込まれながら国道を進みます。走っても走っても渋滞は続きます。

 途中でカタナ(色からして750カタナの2型)とすれ違いました。今回のツーリングでみた初めてのカタナです。思わず“おっ!”と声が出ました。

 

 渋滞は漸く「直別」辺りで解消。予想外の渋滞で時間が押してしまったので、あとはひた走りに走ります。

 

 途中で、道の脇に黄色い花が一面に咲いているところがありました。小さなヒマワリみたいだけど何だろう?思わずバイクを止めて写真を撮ると、道沿いだけではなくあちこちにこの黄色い花がびっしりと咲いていました。

f:id:sword749:20150813140041j:plain

f:id:sword749:20150813140137j:plain

 


 ここから先はあまり印象が有りません。給油と狩勝峠で休憩を挟んだ以外は一気に走りました。

f:id:sword749:20150813154510j:plain▲寂しいことに峠の売店は閉鎖されていました。

f:id:sword749:20150813154910j:plain狩勝峠からの眺め

 

 

 富良野の辺りにさしかかったのは16時頃。真っ直ぐキャンプ場に向かうのもつまらないので、国道38号から道道253号に入って麓郷に寄る。

 国道沿いの単調な景色に少し飽きていたのでちょうど良いメリハリ。

 

 「北の国から」の「五郎の石の家」前の売店で茹でとうきび(とうもろこし)を食べる。とても甘くておいしい。そしてちょっと小ぶりなメロンが200円で売っていたので思わず買ってしまう。キャンプ場で食べることにしよう。

f:id:sword749:20150814134052j:plain▲なぜこんなに安いの?と訊いたら、出荷するには熟しすぎてしまったからとのこと。それにしても安いです。


 上富良野に向かう途中でスコールのような雨に降られる。あわててカッパを着るも5分も走るとすっかり雨は上がる。前方の空を見る限り雨の心配はもう無さそうなのでカッパを脱ぐ。後ろの方を見るとあちこちで局地的に雨が降っているのが見える。今年は何だかこういう雨の降り方が多いような気がします。

 

 こうして上富良野の「日の出公園キャンプ場」に到着。少し到着が遅めとは言え、既に沢山のテントが張られていてもの凄い混雑。

f:id:sword749:20150813180224j:plain

 

 もはや静かにキャンプを楽しむような状態ではないです。しかも空いている場所は丘の斜面になっているところくらい。何とか隅の方に平らな場所を見つけてテントを張りました。

 

 昨日までのキャンプとはまるで様相が違います。だいぶ都市部の方に戻ってきたんだなぁと実感します。

 

f:id:sword749:20150813185730j:plain▲ライダーも沢山います。本来はテントサイトでは無い駐車場の直ぐ傍にもテントが張られています。それだけ混雑していたのです。

 

 

 テントを張って寝床の準備が出来たら直ぐに「フラヌイ温泉」に向かいます。

 「日の出公園」に泊まるのはここの冷泉が目当てといっても過言ではないくらい楽しみにしているので、ゆっくりと冷泉に浸かります。

 この冷泉、温度は31度くらいで、お湯(というか水)に入ると最初は冷たく感じるのだけれど、暫らくするとほんのり暖かく感じてきて、長湯しても寒くならないという不思議な湯(水)。炭酸泉だからなのか、それとも泉質によるものなのか分かりませんが、ともかく気持ちが良いです。(加熱した暖かい湯の湯船もちゃんとあります)

 

 テントに戻って麓郷の森で買ったメロンを食べる。丸ごと1個を食べるのは何とも贅沢。ちょど良く熟していてとても美味しかったです。

f:id:sword749:20150813215447j:plain▲この贅沢さ!

 

 

 今日は昼には豚丼をたっぷり食べたし、麓郷で茹でトウキビも食べているので今日も夕食は抜き。ビールだけ飲んで早めに床に入りました。

 

 本日の走行 : 364.5km