クラッチワイヤーの補修をしたとき、併せてサイドカバー周りに少し手を加えました。
このようにサイドカバーはネジで固定されているのですが、これを工具(プラスドライバー)を使わずに取り外せるよう、クイックファスナー化しました。
方法は以前やったガソリンタンクの固定ネジをクイックファスナー化したのと同じです。
まずは材料作り。
M6のボルトの先にクリップ・ピンを通す穴をあけ、頭の部分を切り落とします。
これをフレーム側のサイドカバーの取り付け部に付けるのですが、
▲ネジ穴部分にピントが合っていませんね...
固定にはこのような薄いナットを使いました。
これでダブルナットの要領でネジの棒を固定しました。
本当は、ナットは裏側の方に入れたかったのですが、スペースが狭くて上手く出来ず、妥協して表側からナットを掛けました。ナットの厚み分サイドカバーが外側に開きますが、この位の厚さなら無視できる範囲です。
これで完了。サイドカバーの脱着がドライバー無しで出来るようになりました。
私はキャブレターのセッティングやプラグ交換とかでガソリンタンクを下ろすことが多いです。
ガソリンタンクを外すには、まずシートを外してサイドカバーを外さねばならないのですが、この改造で工具無しでガソリンタンクを外せるようになりました。(実際にタンクを下ろしてみると凄く楽でした。)
地味ですが、なかなか満足度の高い改造でした。