自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

カタナのフレームの錆補修

 そろそろカタナを冬眠から目覚めさせる頃になりました。

 

 エンジンのオイル交換やバッテリーの充電等、やる事はいろいろあるのですが、一番最初にフレームの錆の補修をすることにしました。

 

 スイングアーム ピボットの上の方にあるボルト周りに結構酷い錆が出ているのです。しかも両側とも。

 

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 去年から気になっていたのですが、補修は冬のシーズンオフにやろう、と先送りしていたのです。しかしズルズルと時間だけが過ぎ、もうバイクシーズンが目の前なのに今だ手付かずの状態です。

 ここで先にオイル交換とかやって走る準備が出来てしまうとまた錆の補修を後回しにしてしまいかねないので、一番先に錆落としと塗装の補修をすることにしました。

 

 錆はそれこそフレームのあちこちに出ているので、本当ならフレームの再塗装をしたいところですが、今回はタッチアップ的な処置で乗り切ろうと思います。

 

 

 まずはボルトを抜いて紙ヤスリをワイヤーブラシで錆を落としていきます。

 すると思いの他錆の範囲が広い。錆を削っているうちに周りの塗装がポロポロと剥がれ新たな錆が次々と見つかります。特にフレームの右側の方はかなり酷い。

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▲最初に錆が見えていたボルト周辺に加え、その下にあるボルト周辺、さらにはスイングアームを留めているピボットのボルト周辺にも錆が隠れていました。

 

 

 新たに見つかった錆もワイヤーブラシで落として適当なところで下地処理は終わりとしました。

 

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 この上に塗るは「ソフト99 錆止めペイント」。錆の進行を止め、防錆膜を形成するとのことなので期待が持てます。

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 これを付属の刷毛でちょんちょんと塗っていきます。

 この錆止めペイントの色はグレーとの表記でしたが、印象的には殆ど白色。塗料もドロリとしていて厚塗りするつもりがなくても厚く塗れてしまいます。

 気のせいかもしれませんが、これを塗ったら錆があったところが青黒く変色したような気がします。もしかすると錆の転換作用があるのかもしれません。

 

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 錆止めペイントの乾きは早く、2時間もするとすっかり乾いていました。

 

 この上に塗るのは、これまたクルマ用のホルツのタッチアップペイントで、トヨタ車用の「1F7」という品番の「シルバーメタリック」。

 適当に選んだペイントでしたが予想以上にフレームのオリジナル色に似た色でした。

 

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 1mも離れれば殆ど目立ちません(笑)。

 あとはシルバーの塗料が乾いてからクリアーを塗って終了です。

 やっつけ作業の割にはまずまずの仕上がりになりそうです。