自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

カタナの車検~LEDヘッドライトで車検をパス

 二年に一度の車検の時期がやって来ました。

 やる事は毎度変わらないのですが。前回の車検の記事(↓)を見て準備します。(ブログって備忘録にもなるので便利ですね)

 

sword749.hatenablog.com

 

 既にブレーキパッドとタイヤは新品に交換済み。

 他は普段から整備しているので特に気になるところは無し。バックミラーは非純正品に交換してあるけれど問題は無いはず。外していたバイザーのモールを取り付け、シートベルトも取り付けました。

 ハンドルロックのキーも準備し、念のためロックの練習も行いました。*1このネイマンという独特のキー、いつもハンドルロックの仕方を忘れていてドタバタしているので手順のおさらいです。

①ハンドルを右側に向ける。

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②キーシリンダーにキーを差込み左に回す。

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③左に回した状態でキーシリンダーを奥に押し込む。押し込めない場合、キーシリンダーとステムシャフトの穴位置がずれているので、ハンドルの角度を少し動かして穴が合う位置を探る)

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④キーシリンダーを押し込んだまま右に戻し、キーを抜く。
 =〉キーシリンダーが奥でロックされた状態となる。

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 ロックの解除はこの逆です。

 

 これで車検の準備は大体終わりましたが、漠然とした不安は残ります。

 何しろいろいろとカスタムしているので、問題はないはずと判っていても本当に大丈夫か?と心にモヤモヤ感が残ります。(学校で先生に呼び止められただけで過剰に反応する不良生徒みたいなものでしょうか。)

 

 このモヤモヤの一番の種はLEDバルブに変更しているヘッドライトです。

 ちょっと光が拡散しているので、現状では検査をパスするのは難しいかもしれません。

 手堅くハロゲンバルブに戻そうか?とか考えたのですが、出来ることならLEDバルブで車検を通したい。

 

 ヘッドライトレンズによってはLEDやHIDと相性の良いものがある、という話を思い出し、急濾レンズを変更してみることにしました。


 購入したのはこちら。

 

 写真で見る限り今使っているレンズ(レイブリック製)とはレンズカットが違うので何かしら変わるはず。値段も3千円位(送料含む)なので手頃。

 

 届いたレンズに換装してみると明らかに光の拡散が減少。今までよりもフレアが減って光の広がり方もハロゲンバルブに大分近い感じ。(このヘッドライトレンズの詳細については別途書こうと思います)

 

 これならもしかすると大丈夫かもしれない。このまま車検に臨み、予備検査場でチェックしてもしNGならハロゲンバルブに戻すという要領でいくことにしました。

 

 そして試験当日。最近は雨続きですが晴天なので一安心。(天気予報で晴れそうな日を選んで検査予約をしていました。)

 

 ハロゲンバルブと交換用の工具を持参して前回もお世話になった検査場(多摩自動車検査登録事務所)近くの「米山自動車」さんへ。光軸の確認・調整と自賠責保険の更新をお願いします。

 ヘッドライトがLEDバルブである事を伝えるとやはり “う一ん‥‥どうだろうなぁ‥” と言っていましたが、いざテスターに照射してみるとしっかり光軸が出ているのでちょっと驚いていました。

 光量も問題無さそう。光軸の角度を調整してもらい“これなら大丈夫だよ!”と太鼓判が出ました。

 

 前回同様に検査用紙とか各種書類もサービスで頂き、記入も手伝ってくれて “何かあったら直ぐ来てよ” と心強い言葉を頂き、準備万端で検査場に向かいました。


 検査場敷地内の「関東陸運振興センター」*2で記入した用紙を出し、重量税と検査手数料を払って印紙を貼ってもらいます。

 次に「検査登録事務所」の「⑤」番窓口に書類を出し*3、判子をもらって検査レーンへ。

 

 今回は二輪用検査レーンが使用不能の状態(先の大雨で機械が浸水してしまったらしい)で、「O番」のレーンが使用されていました。

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▲いつもはこの小さな「二輪車コース」で検査をするのですが....

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▲今回はこの「0」番のレーンでバイクの検査が行われていました。普通自動車用のレーンとも違うようです。

 

 ラインの手前で車台番号の確認から始まり、ヘッドライトのロー/ハイ切り替え、ウィンカー、ブレーキランプ、全幅(ハンドル幅)、外見検査を受けてラインの中へ。

 前後ブレーキ、騒音測定、そしてヘッドライトの検査も問題なくパス。
 あれ?スピードメーターの検査は?と訊いたところ、このレーンでは実施できないそうで今回は省略です、との事でした。

 

 レーンに並んでから(待ち時間も含め)5分くらいで検査は終了。今回もあっけなく終わりました。

 総合判定の印を押してもらい、検査登録事務所の「⑥」番窓口に書類一式を出し。
さほど待つこともなく新しい車検証と車検期限シールを受け取りました。(以前より早くなったように思います)

 

 これで無事車検は終了。

 バイクに車検証を収めナンバープレートの車検期限シールを張り替え、ほっと一息ついたら急にお腹が空いてきました。

 

 <おしまい>

 

 

【かかった費用】

  • 検査登録代     ¥400
  • 審査代       ¥1,300
  • 重量税       ¥5,000
  • ライト調整代    ¥2,160
  • 自賠責保険   ¥13,640

  合計   ¥22,500

 

*1:ハンドルロックはイグニッションキーと別になっていることもあり、普段ハンドルロックは使っていないのです。

*2:自動車登録番号標交付所”“ナンバーセンター”の表示がある建物です。

*3:この窓口で検査の予約番号を訊かれるので、予め番号を準備しておきましょう。