柄にも無くリースを作ってみました。
幼いころから“花より団子”という性格であったのですが、こういったものに手を出すとは人間変わるものです。
切っ掛けは昨年の12月。横浜の元町商店街を歩いていたら、ドイツの輸入雑貨のお店があってリースが飾られていました。クリスマス時期によく見かけるリースと違い、いろいろな木の実をたっぷり使った素朴でありながらゴージャスな感じのもの。
それまでリース何て目もくれなかったのにすっかり気に入ってしまい、ちょっと値段が高いなぁと思いながらも購入してしまいました。それがこちらです。
これは2~3日自宅の部屋に飾ってみてから実家の両親へプレゼントしました。今さらクリスマスツリーなど飾るような両親ではないけれど、これなら気に入ってもらえそうだし、部屋に飾れば多少は華やいだ感じになるだろうと。(まぁ、届いてから電話で話した感じでは若干反応は薄かったですが)
まぁ、親へは良い贈り物ができたわけですが、今度はリースが無くなった自分の部屋の壁が何とも物足りない。同じようなリースを飾りたくなりネットショップを探してみるも、時期的にすでに良いものはみな売り切れ。親にリースを贈ってしまったことをちょっとだけ後悔しました。
因みにリースってどのようなものなのかを調べたのもこのとき。何も出来上がったものを買わなくても自分で作るのも面白そう。材料さえ手に入ればなぁなんて思いながら一年近くが過ぎました。
そんなある日曜日、宮ケ瀬の方にカタナで走りに行ったら鳥居原駐車場横のエリアで青空市みたいなものが開かれていて、その一角に自分でリース作りができるブースがありました。
リースの土台の丸い木の輪や沢山の種類のデコレーション用の木の実、ホットボンド(グルーガン)も用意されていて、お値段は1,000円。天気も良くて暖かで、リース作りをする人で賑わっていました。
いいなこれ!自分が作りたいリースはこんなやつ。でもバイクでは持って帰るのは難しいし。
そこで、ブースの人にデコレーション用の木の実だけ売ってくれませんか、と訊いてみたところ「いいですよ!どのくらい要ります?千円分?五百円分?」。
金額で言われてもピンと来ないけど「五百円分下さい」と言ってみたところ、中位の大きさのビニール袋にいっぱいの木の実を入れてくれました。(千円分だとどれ程になったことやら)
木の実は全てこの付近で採れたものだそうで「これの名前全部言えたら大したものだよ」というほどいろいろなものがありました。
そんな訳で作ったリースがこちらです。(土台の輪はダイソーで買いました。)なお、元々ブログに書くつもりはなかったので製作途中の写真はありません。まぁホットボンドでぺたぺたと木の実をくっつけていくだけですが。
▲このバラの花のようなのも木の実だそうです。名前を教えてもらったのですが忘れてしましました。
いったい何種類の木の実があるのでしょう?名前が分るのはマツボックリ(いくつか種類があるようですが)、ドングリ、クルミ、クリ...あとはさっぱり分かりません。やはり私は相変わらず”花より団子”です。
ちょっとゴテゴテと飾り過ぎたような気もしますが、自分としてはこの位賑やかな感じの方が良いです。すべて天然素材というのも嬉しいところ。(リンゴの飾りだけはイミテーションのものを使いました。ちょっと赤みが欲しかったもので)
これから年末年始にかけて壁にかけて楽しみたいと思います。