9月にカタナのタイヤをミシュランのパイロットロード3に履き替えて2ヵ月。走行距離は2,000kmを突破しました。
長距離ツーリングには出掛けていない割にはなかなかの走行距離だと思います。ここまで走行距離が延びたのはパイロットロード3が好感触だったことも一因だと思います。(あとリアサスペンションを換装したことも)
▲2,000km走りましたがフロントタイヤもリアタイヤもまだ摩耗は殆ど感じません。
どんなところが良いかというとグリップ感です。
パイロットロードは“ツーリング/ストリート”カテゴリーのタイヤで、グリップ力よりロングライフが重視のタイヤのはず。一つ前のモデルであるパイロットロード“2”も抜群のロングライフでしたが、グリップ感はあまり感じませんでした。(ロングライフなんだからこんなものだろう、と思っていました)
でも“3”の方はとてもグリップ感を感じます。同じくツーリングタイヤであるブリヂストンのBT-021やBT-023と比べてもずっとグリップ感があると思います。本当にツーリングタイヤなのかな?と思ったくらいでコーナーも安心して走れます。
ミシュランのWEBサイトの説明文を改めて読むとグリップ力のアピールに力が入っているように感じます。
PILOT ROAD3」は、スポーツツーリングをメインにしているユーザーが求める、あらゆる気象条件下(積雪路・凍結路など一般的にオンロード二輪車で走行できない状況は除きます。)での優れたグリップ性能とロングライフ性能の両立を目標に開発。 このセグメントのタイヤは多種多様な車種、路面コンディションやライディングスタイルに広く適合しなければなりません。 「PILOT ROAD3」には、次のオブジェクティブ(開発要件)が与えられました。 1. 低温時、ウェット、白線、マンホールなど滑りやすいコンディションでのグリップ性能においてリーダーシップを発揮し、ミシュランタイヤの更なる安全性のイメージを強化する事。 2. 常に革新的な技術を探求し、 ライダーへより高い安全性と安心感を提供する事。
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同じパイロットロードシリーズでも“2”と“3”でこうも違うとは思いませんでした。
乗り味もちょっと違うような。“2”の方がタイヤのしっかり感(剛性感?)がある特徴的なフィーリングに対して“3”の方は普通のタイヤ的な乗り味に感じます。
パイロットロード3のもう一つの“売り”であるウェット路面での走行性能はまだ試したことが無いので分かりません。特徴的な“サイプ”という細溝が如何にもウェット路面に効きそうではありますが。
これで パイロットロード2並みの耐摩耗性があれば言うことなし*1でとても気に入りました。
タイヤのもちがどのくらいかにもよりますが、次もPILOT ROAD3にしようと思っています。
*1:BT-021のフロントタイヤなどはこの位の走行距離でハッキリと判るくらい段減りして愕然としたものです。